Twisted MindsとAl Qadsiahの2チームが、9月に起きた2件の事案に関連して、サウジアラビアリーグから選手の出場停止処分と罰金処分を受けたことが明らかになりました。

サウジアラビアリーグはOWCSとは独立した大会であるため、基本的にこれらのペナルティはOWCSには影響を与えません。
今回の件では、両チームの複数選手やコーチにペナルティが科されており、中でもAl QadsiahのJunkbuckコーチに8,000ドル(約120万円)という高額な罰金が科されたことが話題となっています。
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byu/Intelligent_Brick_92 from discussion
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以下は、この一連の出来事のまとめになります。流れが一番わかりやすかったRedditのコメントをもとにまとめています。
Twisted Mindsの無断棄権(9月18日、対Team Vision戦)
この試合ではTwisted Mindsの控えTVNTが、これまで全試合で観戦していたにもかかわらず、この試合で突然観戦を禁止される。
キャプテンのYoubiが運営に抗議したが、管理担当者の態度が非常に無礼だったとし、管理責任者の呼び出しを要求。
責任者がロビーに入り、「5分以内に準備完了しなければ試合放棄と見なす」とだけ告げてすぐに退出。チームはこの対応を侮辱的なものと感じ、全員がロビーを退出。
その後、チームのマネージャーが聴き取り調査に出席し、全責任をYoubiに負わせる形で決着。理由は「全員が罰金を受けるのを避けたかった」「キャプテンとして責任を取るべき」との判断から。
Youbiには罰金5,000リヤル(約20万)とサウジリーグ1ヶ月の出場停止処分。チームにも5,000リヤルの罰金。
Al Qadsiah vs Twisted Minds戦の試合中断(9月22日)
試合前のBANフェーズで、Al Qadsiahが最初のBANを行う立場だったが、運営がTwisted Mindsの出場ロスターを開示しなかった。
Al Qadsiahは「YoubiまたはSeicoeのどちらが出場するのか」がわからない状態ではBANできないと主張。
管理者は開示を拒否し続けたため、Al Qadsiahはやむを得ずシンメトラをBAN。
しかし実際にはトレーサー担当のSeicoeが出場することになり、チームは運営に不信感と不満を爆発させ、そのままロビーを退出。
Al QadsiahはLBBD7とZiyadが運営と他選手に対する「非スポーツマン的行為」が確認されたため、2,000リヤル(約8万円)の罰金処分。チームにも5,000リヤルの罰金処分。
また、Junkbuckヘッドコーチは自身のSNS上に「虚偽または誤解を招く情報」を発信したとして、投稿削除命令と30,000リヤル(約120万円)もの罰金処分を受けている。
その後、Twisted MindsのQuartzも同様に「非スポーツマン的行為」があったとして、2,000リヤルとサウジリーグ1試合の出場停止処分を受けている。
この影響で10月9日の試合ではAl Qadsiahはフルメンバーを揃えられずにTwisted Mindsに0-3で敗北(試合内容は不明)。