[Overwatch] NBAのヒューストン・ロケッツがeSprots市場に参入へ‐急成長が続く北米のeSports市場

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NBAヒューストン・ロケッツがeSprots市場に参入することが明らかになりました。

今はなきTeam Archon(Hearthstone, Dota 2)の元CEOであるセバスチャン・パク氏がeSports部門のディレクターに就任することが決まっています。

現時点でヒューストン・ロケッツが直接チーム運営に関わるのか、イベントスポンサーとしてeSports市場に関わるのかははっきりしていませんが、NBAのチームとしてeSprots専門の部署を起ち上げたのはロケッツが初めてのチームです。

現在、北米のプロスポーツ市場はオーディエンスが頭打ちとなっているため、将来的に大きな成長は望めないことから、チームオーナーのレス・アレクサンダーとGMダリル・モリーの両氏は今後の市場拡大が予測されるeSports市場に大きな期待を寄せています。

民間調査会社の試算によると、競技性の高いゲームの市場規模は2016年に500億ドル規模に達すると見られており、これは2年前の市場規模と比較しても2億ドルも増加していることになり、eSports市場がいかに急激に成長しているかが分かります。

前述のモリー氏はMIT出身で、プロスポーツ界ではアナリティクス論者としてもよく知られた存在ですが、以前からeSprotsの熱心なファンとしても知られています。過去にはMIT Sloan Conferenceのパネルディスカッション上で「eSportsはいずれ世界最大級のスポーツになる」と公言し話題となっていました。

米国市場ではNBAオーナーや投資家からなるファンドによるeSportsチーム買収が相次いでいます。現在のeSprotsシーンはLoL、Dota2、CS:GOがリードしている状況ですが、今年の夏以降、欧州も含めてプロスポーツチーム/クラブによるeSportsチーム買収の動きが活発化していることを考えるとオーバーウォッチリーグ構想もこの動きに大きく関わっているのではないかと思います。

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