ブリザードと中国のエンターテイメント企業Banana Cultureは”Overwatch Premier Series”を共同で開催することを発表しました。
Banana Cultureは昨年に中国で開催されたAPAC Premiereを主催していましたが、同大会の成功を受けて、APAC Premiereが新たなフォーマットになって帰ってきます。
Overwatch Premier Seriesは2シーズン制を採用しており、その後のプレイオフファイナルを勝ち抜いた中国チームと海外からの招待チームがAPAC Premiere 2017優勝をかけて戦うことになります。
来月からスタートするスプリングシーズンも含めるとかなりの長丁場になることもありますが、賞金総額は過去最高となる60万ドルで、これまで最も多かったAtlantic Showdownの30万ドルの倍になります。
中国国内のオンライン予選を通過したチームと中国招待チームが出場するスプリングシーズンは3月16日から4月9日にかけてプレシーズンが開催され、その後4月29日から6月11日までレギュラーシーズン、6月16日から24日までプレイオフが行われます。シーズンはプレイオフも含めてポイント制を採用しており、レギュラーシーズン上位8チームが自動的にサマーシーズン(レギュラーシーズン)に進出します。
夏にスタートするサマーシーズンでは、プレシーズンから参加する招待10チームとスプリングシーズンの9、10位のチームが戦います。プレシーズンの上位4チームがレギュラーシーズンへと駒を進め、スプリングシーズンの上位8チームと合わせた12チームがスプリングシーズンと同様のフォーマットで残りのサマーシーズンを戦います。
最終的にスプリングシーズンとサマーシーズンのポイントの合計が多い8チームがグランドファイナルに進出します。このグランドファイナルの上位4チームと海外から招待された4チーム(韓国、アジア太平洋、欧州、米国)の計8チームがAPAC Premier 2017のチャンピオンの座をかけて争うことになります。
ちょっとややこしいレギュレーションではありますが、グランドファイナルはオーバーウォッチリーグの開幕と重なりそうな時期でもあるので、その辺がちょっと気がかりではありますね。とはいえ欧米と違いアジアのオーバーウォッチシーンはかなり景気が良いことを伺わせる大会になりそうです。