‐問題となっているAFK XP Farmについて公式のコメントがありました。
:ゲームブラウザと新たなカスタムゲーム機能を導入した時、我々はプレイヤーがユニークでこれまでとはまったく異なる形でゲームを体験することができるということにとても興奮していた。そして、このシステムがエクスプロイトなどで悪用される可能性があることも理解していたが、システムを過度に制限する前に、皆には疑わしきは罰せずという姿勢で臨んでいた。プレーしていないにも関わらず経験値を得るためにシステムを悪用していたプレイヤーがいたことはとても残念に思っている。一部の人は気づいているようだが、既にカスタムゲームのスカーミッシュモードでは経験値を得られなくなっている。さらにスカーミッシュモードにもAFKタイマーを導入している(カスタムゲームのみ)。この変更は24時間かけて順次適用されるので、今日中には全てのリージョンに行き渡るだろう。
私はこの問題に関するコミュニティの議論やメディアの記事をいくつか見ている。そして、この問題があたかもグレーゾーンであるとするかのような論調も見られた。今回問題となっている行為は不正なのか?それともOKなのか?ここで、このグレーゾーンが黒か白なのかはっきりさておきたい。エクスプロイトを悪用してカスタムゲームにしろ他のモードにしろ、オーバーウォッチをプレーしていないにも関わらず経験値を得るようなことは認められない。私が敢えてこの問題を白黒はっきりさせようとしている理由は、今回のような行為に加担する人々に規律上の処分を行おうとしているからでもある。もし貴方が放置したまま経験値を稼ぐ行為を奨励するようなカスタムゲームを作ることがあれば、アカウントがBANされるリスクを負うことになる。もし貴方が放置して経験値を得る目的でカスタムゲームを含むあらゆるゲームモードに参加するのであれば、アカウントがBANされるリスクを負うことになる。そして、カスタムゲームの部屋名に放置で経験値を得ることを匂わせるような名前も付けないでほしい…例えそれがジョークであってもだ…それによって貴方は自らBANされる危険を冒すことになる。
我々はプレイヤーの行動やプレー動機を無条件に信じているわけではない。我々がカスタムブラウザを実装した時、今回のような行為に段階的に対処するためのプランを既に用意していたが、今日、このプランの最初のステップを踏むことになった。そして、それを実行しなくてはならいことを本当に残念に思う。カスタムブラウザ機能は必要以上に制限を加えないことが誰にとってもクールでベターだと思う。今日このプランを少し進めることになったが、この段階的な措置が進んでいけば最終的にはカスタムゲームで経験値を得ることができないようにしなくてはならない。私は問題がそこまで悪化するような事態は見たくない。だから、悪用などせずにゲームを純粋に楽しんでいる大部分の人々に助けを請いたいと思う。放置状態での経験値獲得を目的としたカスタムゲームを作成している人物を見つけたら是非リポートして欲しい。誰かが作成したカスタムゲームを選択すると観戦、参加、リポートの3つのオプションが表示される。これらの機能はPC、PS4、XB1全てに備わっているので、そのリポート機能を使ってほしい。
勿論、今回のような問題行為に対してオーバーウォッチチームとして今説明した段階的な措置をどのように進めていくのか私は知る立場にあるが、今はオーバーウォッチコミュニティ全員にこう言いたい。コミュニティとしてどうするのがよいか、そして問題を解決するための一員になりたいのかどうか決断して欲しい。経験値を入手できるカスタムゲームを楽しんでいるのなら、我々が今直面している問題に対処すべく力を貸して欲しい。放置したまま経験値が得られるようなカスタムゲームはどうか作らないで欲しい。そういったゲームにも参加しないで欲しい。そして冗談であってもそのような名前のカスタムゲームは作らないで欲しい。そして、システムを悪用しているプレイヤーを発見したらリポートして欲しい。
我々も、大多数の人々と同じように本来意図したデザインのカスタムゲームを楽しんでいる。カスタムゲームで経験値が獲得できなくなるような事態は見たくない。是非、我々に協力して欲しい。
要約すると、今はスカーミッシュでの経験値がゼロになってAFKタイマーも実装したし調子乗ってた奴(もしくはこのコメント後に悪用する人間)はBANもするけど、今後何からの手段で不正に経験値を稼ぐようなケースが再発したらもうカスタムゲーム自体で経験値を入手できなくするぞってことですかね。
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‐開発はヒーローを作る際にまず何をイメージするのだろうか?ロア?それとも性能やロールだろうか?
:これはとてもよくある質問だ。ヒーロー達は開発チーム内の多くの異なる部門から生まれているが、ほとんどはアート、デザイン、ストーリーの3部門(もしくは彼らの共同作業)から生まれている。
開発時には特定のプレイスタイルのキャラクターを導入したいと思っていた時期があった。開発初期、ロケットランチャーを使う飛行系キャラクター(それがファラ)を必要としていたり、スナイパーライフルでサポートするキャラクターを作ろうと決めた時には、タレットやバスティオンに対抗するために間接的な射撃(indirect fire)を行うキャラクター(それがジャンクラット)が必要だということも理解していた。その他にも、アーティストがザリアやウィンストンのように力強いビジュアルのキャラクターを作りたいと考えていたために生まれたキャラクターもいる。そして、ソルジャー76のようにストーリーの一部にスポットライトを当てるキャラクターが必要であったために生まれたキャラクターもいる(彼の場合は基本的にオーバーウォッチのストーリー全体の根幹となる存在)。
すべてのヒーローが少しづつ異なる理由で生まれてはいるが、大体はこういったプロセスでヒーローが生まれている。