Overwatch LeagueのNate NanzerコミッショナーがESPNに語ったところによると、OWLでは既存esports団体の名前やプロスポーツチームのブランド名を使用することはできず、まったく新たなブランドを作りあげることが必要になるそうです。
”http://www.espn.com/esports/story/_/id/20457062/overwatch-league-teams-required-create-new-geolocated-brands-confirms-blizzard”「esportsにおいてOverwatch Leagueはまったく新たな試みであり、都市ベースのチーム作りを伴う新しいブランドIPと、これまでのゲームシーンに存在した先達とは一線を画する要素を組み合わせたものです。チームオーナー一同、全てゼロからブランドを構築し、リーグの革新性を示し後押ししていく存在へとブランドを作りあげていくことに興奮しています。」
同コミッショナーはこのように話していますが、つまり、OWL参加が正式に決まっているImmortals、Cloud9、NRGといったorgはOWLではそれらの名前をチーム名に使用することができなくなります(既にソウルのLunatic-HaiはTeam Soul、上海はTeam CCというブランド名で参加することが明らかになっています)。同様にプロスポーツチームのオーナーらが所有しているチームもPatriotsやMetsといった名称は使うことができません。
既存のorgにとってはファンにとっても馴染みのあるチーム名を使えなくなるため、ファン、視聴者、マーケティングといった点でネガティブなインパクトを与えるのではないかとの懸念に対して同コミッショナーは、NFL、NBA、MLB、NHLといった他のメジャープロスポーツでは、同一オーナーのチームであってもリーグが異なればチーム(ブランド)名も異なるように、OWLでも同様のことが可能であると指摘し、ブランド名は異なれど、それまでの経験とリソースを活かし、新たなチームブランドを既存のファンのために育てることは十分可能であるとしています。