クイックマッチでのプレーぶりが酷かった(disruptive gameplay)ために他のプレイヤーからリポートされ1週間の暫定BANを受けたことに不満を訴えるプレイヤーが公式フォーラムに現れました。
”https://us.battle.net/forums/en/overwatch/topic/20758687468?page=4#post-72”このプレイヤーはリポートが適切に検証されずに機械的に処分がなされ、リポート機能を他人を排除するために不正な目的で使用しているプレイヤーがいると主張しています。
ところがこれに対してJeffのレスポンスは以下のようなものでした。
「君のポストからアカウントのIPアドレスを確認したら、アカウント停止処分(suspended)を受けているアカウントの存在が明らかになった」
「このアカウントには合計2247件の苦情が寄せられているが、これは今まで見た中で最も悪質で問題のあるアカウントだ。更にこのアカウントは合計9216時間のチャットBAN措置(silence)を受け、3ゲーム分のプレー停止措置と7件のチャットBAN措置がなされている(これらはチャットの悪用やスパム行為によるもの)。さらにGM(カスタマーサポートのゲームマスター)からは個別に「度を超えた嫌がらせ行為(massive griefing)」のためにアカウント停止措置を受けている。」
これをポストした人物のアカウントと件のIPアドレスのアカウントは別人という可能性もごく僅かにあるにせよ、いずれにしても数多の暴言その他で暫定BANされた人物の存在が図らずも明らかになりました。
ユーザーの間ではこのJeffの痛快なポストだけでなく、新リポートシステムが機能していると評価する声が多いものの、redditでは一部のユーザーの意見にあるように、累計2000件以上ものリポートが寄せられ、アカウントペナルティを複数受けていたプレイヤーが未だに同一アカウントでプレーできているブリザードの寛容さは果たして妥当なものといえるかという意見もあります。1週間経って謹慎処分が解ければ、一時的には抑止できても、そのうちまた同じことを繰り返すのは目に見えていますからね。
この人物のことを知るユーザーによると、過去に3回の暫定BAN(Jeffのコメントにもある3ゲーム分のBANのことかと)を受けており、これは暫定BAN一回あたり700件ものリポートが必要なことを示しています。裏を返せば、リポートの内容を検証しているというより、単に数が多いものから処分していると考えられなくもないですね。
新リポートシステムとアカウントポリシー変更後のトロールやスロー行為などを対象とした罰則適用は今回の件数に含まれてはいないと思うけど、今の現状を考えると新リポートシステムが期待したような成果をあげているのかというとちょっと疑問に思わざるを得ないですよね。