ESPNの報道によると米国を拠点に活動しているesports団体のOpTic GamingはOverwatch Leagueへの参加が決定的となっているようです。
”http://www.espn.com/esports/story/_/id/20672817/sources-optic-obtains-owl-spot-applies-lcs”関係者によると、OpTicはテキサス・レンジャースの共同オーナーでもあるSummer EnergyのNeil Leibman CEOらが率いる投資グループによる出資を受けてヒューストンのスロットを獲得したとのことです。スロット総額は2000万ドル(分割)で、更にOpTicはこの出資により、来年からフランチャイズ制に移行するNorth American League of Legends Championship Series参戦に向けてスポット申請を行っている模様。
Leibman氏はテキサス州に居を構えていますが、8月にはテキサス州のダラスを本拠とする石油王で同じくレンジャースの幹部でもあるKenneth Hersh氏がEnVyUSに3500万ドルを出資したと報じられています。
8月に報じられたEnVyUsのダラス=オースティン、そして今回のOpTicのヒューストンが実現すればOWLのフランチャイズは現時点で合計11チームということになります1。また、一部関係者の話では、ブリザードは他のオプションとしてヒューストン・ロケッツをフランチャイズオーナーとして検討していたものの、これはロケッツ側に退けられてしまったそうです。
今回のLeibman氏との契約にはChaney Sports Groupがコンサルティングを務めており、彼らはPVP Liveでもお馴染みのライターであるJames “Obscurica” Chen氏をLoLチームのスタッフとしてリクルートしているとのこと。
LoL、CS:GO、CoDでは活動実績のあるOpTic Gamingですが、過去にロスター結成の噂はあったものの、これまでOWシーンで活動したことはありません。ヒューストンのスロット獲得が正式に決まればこれが実質的なOWシーン初参戦ということになります。同orgは今年7月にシカゴからヒューストンと同じテキサス州のダラスに拠点を移していますが、これも今回の契約を後押ししたと見られています。