—————
Experience and achievements are not enough it seems like.
— Dylan BIGNET (@Rogue_aKm) 2017年10月7日
「(僕らの)経験と実績だけでは十分でないようだ」
Overwatch Contenders Season 1プレーオフ進出を逃したRogueのakmはOverwatch Leagueでのプレーを熱望しながらも未だにそれが実現できていないことにフラストレーションを感じているようです。
この後のツィートでも、この2年間OWシーンで実績を残してきたにも関わらず、たった一度の失敗(Contenders S1敗退)で評価されるのは悲しいと嘆いています。
OWLに参戦する各チームの陣容が徐々に固まりつつあるなかで、Rogueのロスターには噂らしい噂もまったくなく、akmだけでなく他のメンバーもチームの去就が定まらないことにフラストレーションを露わにしていました。実際にUnkoeやSoonといったメンバーがOWLチームのロスターとスクリムしている姿も目撃されています。
そういった経緯もあってRogueがorgとしてOWLに参加する可能性は事実上消滅し、あり得るとすればロスターないしメンバー個々のOWLチームへの売却ではないかと見られており、akmも「僕達には他のロスターのように外部からのコンタクトが多くあるわけではない」とコメントしています。
It blows my mind why some OWL coaches pick non-proven or failed hitscans over @Rogue_aKm in OWL. Surely LAN experience is pivotal.
— TwoEasy (@TwoEasyOW) 2017年10月7日
この件に関して元FazeのTwoEasyもakmと比較して実績の劣るヒットスキャンが何故彼を差し置いてOWLチームにピックされているのか理解できない。そして何よりもLANでの経験は極めて重要であるとコメントしています。
That or visa. Some real P-1A visa concerns for launch of OWL.
— Jacob Wolf (@JacobNWolf) 2017年10月7日
ESPNライターのJacob Wolfは”P1A Visa”という外国籍のプロゲーマーが他のプロスポーツ選手のように活動できるためにアスリート用のビザ取得がOWL開幕に間に合わないことが気懸かりとしています。
I don’t think he’d have problems but making sure he got one in time for launch would take a bit. But I’d imagine buyout is a bigger factor.
— Jacob Wolf (@JacobNWolf) 2017年10月7日
ただし、akmにその問題が当てはまるとは考えていないようで、ビザ取得を開幕に間に合わせるには少し時間がかるだろうとする一方で、より大きな問題はバイアウトであると考えているようです。
バイアウトと言えばCloud9のJack CEOもバイアウトについて触れていましたが1、チーム(org)と所属選手との契約を解除するために必要な契約解除違約金がバイアウトということになります。
OWLに参加しないチーム、特にTier 2以下のOWL参入を断念したチームの多くはリーグ入りを目指す選手がバイアウトに縛られないように、自由に他チームへの移籍やトライアウトを認めていますが、Rogueはこのバイアウトを理由に所属ロスターの放出を渋っている可能性もあります。
現状ではRogueのロスターをまるごと獲得する人員的余裕がありそうなチームはボストン、フィラデルフィア、ヒューストン(Optic)、ロサンゼルス#2、ニューヨーク(LWBが濃厚とされる)の5チームです。
バイアウト額次第ではロスターごと獲得しようとするチームは現れないかもしれませんし、残された時間や冒頭のakmのツィートを考えると、Contendersで評価を落としたフレンチロスターが解体され「バラ売り」されることになっても不思議ではないかもしれません。
”https://www.reddit.com/r/Competitiveoverwatch/comments/74t2nm/akm_on_the_owl_recruitment_experience_and/?sort=top”