Runawayとの大激戦を制し、結成からわずか1年足らずでAPEXの頂点に立ったGC Busanの決勝直後のチームインタビューです。
”http://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=187703&site=overwatch”チーム結成後はじめてとなる優勝の気分は?
Head Coach Hocury: 初出場で優勝するという夢が実現できてとても嬉しい。オーバーウォッチの歴史を見ても決して楽な道のりではなかった。チームが結成されて1年経つけど、トロフィーを獲得するまでに多くの困難を経験してきた。今日の勝利は将来の我々にとってとても重要な糧となる。選手たちを心から祝福したい。
決勝にはどのようにして臨んだの?
Coach Park: 決勝までに十分な時間があったとは言えないが、ほとんどの時間を選手達とのミーティングに費やしていた。
決勝のスケジュールは飛行機の移動が多くて疲れなかった?なにか面白い裏話はあるかな?
HaGoPeun: スタジアムに遅れないように朝早く起きなくちゃいけなかったから疲れてたよ。普段の実力を出すのが難しいくらい疲れてるメンバーもいたけど勝てて嬉しい。
Coach Park: Hooregは初めての飛行機で耳鳴りがすると言っていたから彼に口を真横に大きく開けば症状がよくなると伝えた。そうしたら実際に彼がそれを試して、本当に良くなったと喜んでいたのが愉快だったね。
APEX Challengerから勝ち上がってきてチームがここまでたどり着けた要因はなんだと思う?
Head Coach Hocury: プロゲーマーを目指す選手にとってはどんな些細なことでも助けになる。彼らはトーナメントでのプレーだけでなく生活面でのサポートを必要としている。この点に関して言えば、我々はBusan Promotion Agencyから多くのサポートを受けていたおかげで、我々は最初から道に迷うことなく一つの目標に向かって前進することができた。
決勝は最終セットまでもつれたけど、勝てると思いはじめたのはどの辺り?
WOOHYAL: 1-2とリードされた後でコーチからRunawayと同じゲンジ=トレーサーコンプでプレーするよう指示があった。彼らがベストなゲンジ=トレーサーコンプを使うチームであることは知っていたけど、僕らのメンバーが優れているのは分かっていたから勝てるだろうと思っていた(このゲームをミラーコンプで戦ったGCBが同スコアに追いつきました)。
決勝のウィンストンはこれまでの戦いとどんな違いがあったか教えてくれる?
Gesture: ウィンストンをプレーしはじめた頃はコツをつかめないでいた。しかし、時間が経つにつれて自分なりのスタイルでプレーできるようになった。そして、ウィンストンでプレーするには広い視野とチームメイトのコールをよく聞くことが必要になってくる。そうやってプレーすればDPSと同じくらい際立った活躍をすることができる。
決勝のMVPに選ばれた感想は?(大会MVPはHaksal)
Profit: 僕がMVPに選ばれたのはチームメイトが素晴らしいプレーをしてくれたからだよ。選ばれてとても光栄です。僕が選ばれた理由は沢山のキルを取ったことも関係あるだろうけど1正直言ってHooregのほうが僕よりずっとよかったよ。
Hooreg: Doradoではそれほどでもなかったけど、Temple of AnubisとEichenwaldeは悪くなかったね。
Temple of Anubisの防衛は素晴らしかった。
Closer: チーム練習ではヒット・エンド・ランを何度も繰り返した。攻めてくる相手チームを叩いては逃げてといったプレーでヘルス管理をすることで守りきることができた。
来年から大会の形式が変わる可能性があるけど、来年もトップに立つ自信はある?
Coach Park: 今シーズンはどのチームにも優勝するチャンスはそれぞれひとつづつあったと思う。もしフルリーグ形式(総当りのリーグ形式のことを言ってるのかもしれない)に変更になるのであれば、過小評価されているチームが活躍するケースがもっと増えるのではないかと思う。現在の大会形式よりもよりハイレベルな争いになると思う。
最後に何かコメントはあるかな?
Head Coach Hocury: 控えメンバーのArielに感謝している。彼はチームにとても貢献してくれたけど、決勝でプレーさせてあげらなくて申し訳なく思っている。しかし、中国(APAC)で彼はプレーすることになるだろうし彼を是非サポートして欲しい。
Coach Park: これからもっとハードに働くつもりだよ。我々にはこれまで経験しきたよりも多くの試合がこの先に残されているだろうからね。
Gesture: ルーキーで大会制覇という夢を実現して、これからは真のチャンピオンとして常によいパフォーマンスが出せるよう全力を尽くします。
Ariel: 僕らは明日、APAC 2017でプレーするために中国に向かいます。そして良いプレーができるよう頑張ります。
Hooreg: 初心を忘れずにこれからも懸命に頑張ります。
Profit: 両親、友達、そして僕を応援してくれた全てのファンに感謝したいです。
HaGoPeun: 優勝しても自惚れず、自分に足りないと考えていることを克服するためにこれからも努力していきます。
Closer: この後はコンディションを維持するために早めに寝ます。そしてこれからは自分に足りないものを補うために全力を尽くします。
WOOHYAL: 両親には本当に感謝したいと思います。そして、いつの日か最高のサブタンクになれるようにベストを尽くします。
”https://www.invenglobal.com/articles/3285/gc-busan-wins-at-the-overwatch-apex-we-will-also-try-to-play-well-in-the-apac-premier-2017”決勝では惜しくも力及ばなかったRunawayですが(実際には結構な実力差がありましたね)、試合後にJJANUが短時間だけ配信したそうで、その配信内容の簡単なまとめです。
- APACから戻った後にチームから重大発表がある。良いニュースか悪いニュースかは皆が(おそらくはファン達がという意味)どう捉えるかによる。
- 彼らは明日、中国に向けて空港から飛び立つが、同じくAPACに招待されたGC Busanのメンバーも一緒。
- RunawayはAPACに向けてはなんの準備もしていない。Jjanu曰く、最新のマーシーメタの環境ではまだ一度もスクリムを行っていない模様。その上、スクリムでどんなコンプを使って試せばよいのかさえも考えていないとのこと(Runnerは飛行機の中でこの件について話し合うつもりらしい)。彼はAPACで準決勝まで進めれば御の字と考えている。サポート陣のKoxとBumper含めて最新パッチのマーシーがこれまでと比べてどれくらい変わったのかまだはっきりとは理解していない。
脚注:
- Winston’s Labのデータによるとこの試合のProfitのK/DはK134/D55 +79。APEXはS2~S4まで決勝はすべて7セットまでもつれていて、S2はWhoRUがK121/D51、S3はGidoがK122/D71という数字を残している。
https://www.winstonslab.com/matches/match.php?id=492
https://www.winstonslab.com/matches/match.php?id=1356
https://www.winstonslab.com/matches/match.php?id=2122