ブリザードは先週開幕したOWLの視聴者数が全プラットフォームで1000万人を超えたことを明らかにしました。
これは開幕初日のダラス対ソウル戦で同時視聴者数がピークの43.7万人に達したTwitchとMLG.tvをはじめ、中華圏での配信パートナーであるZhanQi TV、NetEase CC、Panda TVといった全てのプラットフォームを含めた視聴者数になります。
また、OWL開幕初日の1分あたりの平均同時視聴者数は40.8万人（第1週平均で28万人）、また上記中国のプラットフォームも含めると第1週の平均同時視聴者数は67.2万人なるとのこと（esc.watch調べ）。
景気の良い数字が並んではいますが、恒例の大本営発表ということもあり、チャイナブーストのかかった数字をそのまま鵜呑みするのもどうかと思いますね。Nanzerコミッショナーも言うように開幕はあくまでOWLのお披露目パーティーであって、より重要な意味を持つ数字はシーズン中盤以降の数字ではないかと思います。
視聴者数は既に二日目から逆噴射しはじめていて、日を追うごとにその数字を落としています。とはいえこれは当然予想されていたことで、塩カードが目白押しの今日の試合はさらに現実を突きつけられそうな予感がします。
それでも数字はオーナーらが想定している「控えめ」な適正値よりもまだ多いだろうから、今は数字に惑わされずにユーザーや視聴者の声に耳を傾けてゲームの改善、配信クオリティの向上、公式スタッツの公開などインフォメーションの充実に努めて欲しいですね。
[追記]
It’s hilarious that r/overwatch is just gonna be a daily dose of scrub plays until the end of time. This is why you don’t let the lunatics take over the asylum.
— Thorin (@Thooorin) January 17, 2018
Thorinのツィートですが、OWL開幕日には本スレ（r/Overwatch）もOWLスレで埋め尽くされ盛り上がりを見せていたものの、今はもう完全に平常運転に戻りつつあるという意味かと思います。もっとはっきり言うとカジュアル勢は既にOWLへの興味を失いつつあるということでしょうね。Thorinは以前からOWLには懐疑的だったので相変わらず辛辣ではありますが、決して的外れという訳でもないと思います。
