esportsジャーナリストのRichard Lewis氏のリポート上でオーバーウォッチリーグ公式のルールブックがリークされています。
このルールブックは古いバージョンだそうで、最新の公式ルールブックとは内容が異なると思いますが、いままでコミュニティの間で噂されていたいくつかの事実…OWL選手によるスクリム、PUG（pick-up groups）、本人を含むOWL選手3名以上によるランクマッチのスタック配信などを禁止している（た）ことが確認できます。
このルールブックはいくつかの問題点が指摘されていて、例えば、OWL選手がActivision-Blizzard以外のゲームタイトルを視聴者にプレーもしくは購入するよう宣伝したり推奨することを禁止していますが（配信自体は問題ない）、マーティング的な行為だけでなく、単に「このゲームは面白いね」とコメントするだけでも禁止行為と見なされるのか不明瞭です。
この他にも、選手のストリーミングや行動規範に対する規制や罰則にリーグの独自裁量色が強くその範囲も広範で不明瞭であることから、選手側のフィードバックを受けてリーグも新たなルールブックの策定に動いているものと思われます。
リーグは先月、公式ルールの概要を公式サイト上で公開してはいたものの、いまだにフルバージョンが公開されないことから、その透明性を問う声が高まっていました。
ルールブックが公開されていない状態で、XQCをはじめとする選手の処罰が相次いだことから、件のLewis氏は選手らが契約面も含めてリーグから不利益な扱いを受けず、公正に扱われるようこのルールブックをファンや他のジャーナリストと共有したいとコメントしています。
このルールブックによると、リーグはチームハウス、練習場など選手が頻繁に立ち入るトイレ以外のあらゆる場所に24時間カメラを設置する権利もあるとのこと（おそらくリアリティショーを想定してのもの）。
