ブログではひさしぶりの更新となりますが、OmnicMetaの最新ゲーム内メタリポートのまとめです(PC版)。ブリギッテと新ハンゾーがランクマッチに導入されてからははじめてのメタリポートになります。
”http://www.omnicmeta.com/2018/05/overwatch-hero-meta-report-pc-may-17.html”—————-
まずは前回のリポートから使用率が最も伸びたヒーローの各ティアートップ2。ブリギッテはシーズン10から実装されたので除外。ラインハルトは平均+30%の伸び、以下ハンゾー+29%、ザリア+24%、マーシー+16%、ファラ+6%。
次は最も使用率を落としたヒーロートップ2。ダイブメタの衰退によってウィンストンとDvaはダイア~GM帯で約-30%、モイラとゼニヤッタはプラチナ以下で使用率を落としているが、これはマーシーの増加とブリギッテの登場によるものと思われる。この他、トレーサーが平均-13%、次いでルシオ-11%、ゲンジ-9%と減少している。
ティアーごとの使用率を比較したグラフ。GM帯ではハンゾー、ラインハルト、ザリア、ブリギッテ、マーシー、ゼニヤッタという構成が主流となっている。
サポートヒーローの使用率比較。ブリギッテはランクマッチ投入直後に比べれば落ち着いたものの、ほぼ2試合に1回の割合で味方チームに選ばれているが、回復量に乏しいので主にオフサポートないしオフタンクとして運用されている。また、自己再生するシールドHPがアーマーよりも先にダメージを被るために、ブリギッテのアーマー供給はザリアやゼニヤッタといったシールドHP持ちのヒーローと相性がよい。ブリギッテの平均勝率56%はメタヒーローの中では最も高い。マーシーは主にシールド破壊要員として期待されるハンゾーやジャンクラットのポケットとして、ゼニヤッタはディスコードだけでなく、ドラゴンサージのカウンターとしても選ばれている。とくに後者は高ティアーで好まれている。
タンクヒーローの使用率比較。ダイブの必需品であったウィンストンは全体平均で20%以下に、Dvaは低ティアーでの人気は高いものの高ティアーでは20%を切っている。ダイブからシールドメタの移行によりラインハルトの使用率が最も高く、勝率もタンクヒーローの中で最も高い。ザリアはハンゾーやジャンクラットといったスパムダメージと対峙した時に高エネルギーを維持しやすく、味方ハンゾーとのドラゴンサージコンボもゲームの重要な鍵を握っている。また、前述したようにブリギッテとの相性もよい。
DPSヒーローの使用率比較。前シーズンのトレーサー、ゲンジに偏っていた使用率がシーズン10では平均化している(多くのヒーローで10~20%)。全体的に見るとハンゾー、ジャンクラット、ウィドウメーカーを中心にメタが進化しているが、とくにハンゾーはワンショットキル及びタンクバスターとしての能力が際立っている。勝率もハンゾーがDPSヒーローのトップで、ほとんどのティアーで勝率50%を上回っている。
GM帯でのヒーロー使用率。ドラゴンサージメタ(一部ではSkyrim metaと名付けようとしている人もいるらしい1)では現時点でラインハルト、ザリア、ハンゾー、ブリギッテ、マーシー、ゼニヤッタの6名がテンプレ構成となっている。
マスター帯以下のヒーロー使用率についてはメタリポートページを参照してください。
脚注:
- アーマー、シールド、ヒールによる強化が丁度Skyrimのエンチャント、錬金、鍛冶のループ強化とダブる。
- どちらのゲームもアーチャーがベストなDPSキャラ。Skyrimでもエクスプロイトを利用して1~2ショットでモンスターを薙ぎ倒すことができた。
- Skyrimの象徴的なモンスターとハンゾーに共通するドラゴン。
といったことがその理由とかなんとか。英語だとサージはgravと略すのが一般的なのでDragongravと呼んでる人はよく見かけますね。
https://redd.it/8jryth