昨日のワシントンDCと杭州に続いて今度はバンクーバーと成都にフランチャイズが誕生するという関係者のリークにもとづいたESPNのリポートです。
Vancouver and Chengdu, China are coming to the Overwatch League, sources say, bringing the total reported number of expansion teams to eight. https://t.co/fa55PthsOE pic.twitter.com/wDwHd1EBo8
— ESPN Esports (@ESPN_Esports) 2018年9月5日
中国4つめのフランチャイズとなる成都のオーナーは中国の配信プラットフォームHuyaになるとのこと。このHuyaには今年3月にあのテンセントが4億6160万ドルを出資しているそうで、Huyaのニューヨーク株式市場における株価は火曜現在で27.00ドル、時価総額は55億1000万ドルになります。Huyaは中国最大の配信プラットフォームでオーバーウォッチリーグなど複数のesportsイベントも配信しています。
カナダのバンクーバーはCanucks Sports & Entertainmentを傘下におさめるAquilini Investment Groupが獲得することになったようで、同グループはNHLバンクーバー・カナックスやロジャーズアリーナを所有しています。カナックスの本拠地であるロジャーズアリーナでは先月DOTA 2のThe International 2018が開催されていますが、同グループにとってはOWLが初めてのesports参入となります。
買収額については不明ながら、これまでのフランチャイズ同様に3500万~6000万ドルの範囲内ではないかと思われます。
The reported eight final new cities for @overwatchleague season two are:
– Atlanta 🇺🇸
– Washington, D.C. 🇺🇸
– Toronto 🇨🇦
– Vancouver, British Columbia 🇨🇦
– Paris 🇫🇷
– Guangzhou, China 🇨🇳
– Hangzhou, China 🇨🇳
– Chengdu, China 🇨🇳— Jacob Wolf (@JacobWolf) 2018年9月5日
今回のリークをリポートしたESPNメインライターのWolfによると、アトランタ、広州、パリ、トロント、杭州、ワシントンDC、そして今回の成都とバンクーバーが最後の2チームということで、来季は計8チームが新たにリーグに参入することになるようです。
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もちろんまだ決定ではないものの、ヨーロッパから新たに加わるチームは1チームのみ。一方で中国からはBenchmobのリークにもあったとおり新たに3チームが参入することになりそうです。オセアニアの期待を一身に背負っていたメルボルンは残念ながら参入ならず。
とはいえ一気に8チーム増えるということで、来シーズンはさらにフレッシュな顔ぶれや才能ある選手達の活躍が数多く見られるでしょうし、来シーズンもリーグを観る楽しみが格段に増えたのではないかと思います。まだ決定ではないですけどね😉