前Eagle GamingのKnoxxx(フランス/タンク)が現役引退を表明しました。
Pour en savoir plus sur la suite de ma carrière et la Eagle storyhttps://t.co/CYXUmof1Gc
— Jean-louis Boyer (@KnOxXx_Ow) 2018年10月11日
TwitLongerにフランス語で書かれた彼の声明文にはTeam Fortress 2時代から続いた7年に及ぶセミプロキャリアはエキサイティングな経験だったとしつつもも、給与未払いも含めたEagle Gamingの失態が招いた今回の出来事を厳しく批難しています。
Knoxxxによると、Eagle Gamingからの給与支払いは既に昨年12月頃から遅れが生じていたとのこと。その後、出資者撤退の影響でここ3~4ヶ月間は支払いが滞っていたにも関わらず、選手らはチームが深刻な財政危機に直面している中でもコンテンダーズに集中し、見事優勝を勝ち取ったとしています。
また、Eagle Gaming側のこれまでの対応はコンプライアンスに欠けるもので、大会などで得た獲得賞金が選手に分配されることはなく、それどころか無断で選手の給与支払いに充てられていたことも後に明らかになったとのこと。チームのマネージャーでもある辞任したXavier Calvi会長の対応は非常に不誠実なものであったと厳しく糾弾しています。
さらにKnoxxxはチームのキャプテンとして所属選手らに提訴を呼びかけ現在は9名の選手がEagle Gamingを相手どって訴訟を起こしていることも明らかにしています。
Knoxxxは2015年のベータ時代からプロシーンで活躍していたベテラン選手で、2016年に加入したRogueではReinforceやSkipjackがチームを去って以降、メインタンクとして後期Rogueを支えていました(それまではサポート担当)。2016年と2017年にはフランス代表としてもワールドカップでプレーしています。
やはりRLBのリークにもあったように法的手段に訴えるようですね。こういったケースの場合、選手の年齢が若いことや今後のキャリアを考えて泣き寝入りで終わってしまうことが多いそうですが、年齢的にもキャリアの終盤に差し掛かっていたとはいえ、Rogueで一時代を築いた選手がこのような形でキャリアを終えることになるのは残念ですね。引退後はesportsスクールやアカデミーチームのマネージメントなど、後進の育成に携わっていきたいとのことです。
”https://dotesports.com/overwatch/news/drama-builds-up-around-eagle-gaming-as-knoxxx-leaves-overwatch-team”
”https://www.invenglobal.com/articles/6459/knoxxx-eagle-gaming-players-havent-been-paid-for-3-or-4-months”