コンペサブを賑わせているVpesportsによるボストン内紛の衝撃的なリポートのまとめ。ちなみに元記事を書いているのはBenchmobとWinstons LabのYiskaです。やっつけ翻訳なんで後で時間あったら、ちょいちょい清書訂正しておきます。
”https://www.vpesports.com/overwatch/uprisings-first-season-marred-by-hostile-team-environment-player-apathy-due-to-alleged-mismanagement”Slshaerが昨シーズン中にリークしていたこのボストンの内紛の中心人物ともいえるのがゼネラルマネージャーのHuk。彼が練習環境を韓国選手と欧米選手で分けようとしたことが様々な問題に繋がったと見られている。韓国人コーチのCrustyが主にKR選手の面倒を見て、残りのコーチ人がEU/NA選手を担当していたそうでこれがそもそもの原因らしい。
最終的にHukは問題を是正するために両陣営をまとめようとしたものの、Crustyはその後もKR選手を自らの脇に置くことになったが、シーズン3で彼がサンフランシスコに去ったため、チーム内で通訳をできる人間がGamsuだけになってしまいこれが状況をさらに悪化させる。本格的な通訳がチームに来たのはシーズン4途中から。
退団したKaliosもチームの環境や自身の役割に不満をもっていたとされ、頻繁に練習を中断させては、コーチスタッフに叱責することがあり、結果としてKaliosは練習施設を出入り禁止になる。
※Kaliosは退団したあとにボストンは「汚い」と発言していたのもこの辺が関係ありそうですね。
https://d3watch.gg/?p=8352
Strikerもスクリム中のフラストレーションから練習部屋を抜けることがあり、度々PC周辺機器にダメージを与えることがあったらしく、彼はその後チームに移籍リクエストを出している。メンバーの多くが彼にはアンハッピーだったそうで、Strikerは少なくとも週に一度はスクリムを切れてやめる(rage quit)ことがあり、Hukに来季はもうプレーしないと伝えていた模様。
HukはStrikerに他チームでのトライアルを許可していたものの、ボストンが要求するバイアウトがサラリーの5倍以上と高額であったためこれが彼が新天地を見つける足枷になったと見られている。
ボストンの選手らは契約内容にも不満を持っていたようで、ほとんどの選手がリーグ最低年俸に近いサラリーを受け取っていた。そしてボストンはプレーオフに進出したにも関わらず、リーグで唯一選手との契約の見直しを行わなかったチームと言われている。
チームハウスの住宅事情も不十分なもので、3人の選手がバスルーム2つのアパートメントに住み、さらに後から増えた選手のためにリビングルームを仕切っただけの環境で生活していた。これらの状況がリーグのポリシーや契約違反をうまく回避するようなものだったとされることも注目に値する。
Nekoもチームの対立に一役買った人物とされ、チームスタッフから態度や問題行動について指摘されることがあった模様。その後、Aimgodが加入し彼が先発となるが、これが対立を呼んだようで、結果的にチームはNekoとAimgodをローテーションする羽目になる。
こういった問題がエスカレートしたことで、ボストンはシーズン4でスクリムを丸々キャンセルすることが数日間あり、それくらいチーム内の雰囲気は悪かったということらしい。
ソース曰く、Hukのマネージメントがこの問題の根本にあり、ある時は些細なミスでHukの逆鱗に触れたスタッフメンバーの一人(選手かもしれない)が泣いてしまうこともあったとのこと。チームはシーズン中、Hukに現場を退きCrustyとShakeの両コーチにもっと責任を追わせるよう要請した。
Mistakes退団の件でもHukは彼に二年目の契約を提示するというorg側の意思を知らせなかったと言われている。Mistakes本人も来季はボストンで続けるものと思いこんでおり、すべての兆候が彼の残留を示していたという。しかしながら、彼は自身の放出をボストンの公式ツィートで知り、さらにHukはロシアへのフライトチケットを負担することも拒否したとのこと。就労ビザで入国している外国人労働者が帰国する際の旅費を雇用者側が負担するのは当然であり礼儀とされている。さらにHukはMistakesがアパートメントを去るまでの猶予を2~3週間として、以降は帰国するか自分で生活拠点を見つけるよう指示していた。
[追記]
https://medium.com/@LorangerChris/recent-allegations-41ff10410967
Huk本人からすぐさまこの記事に反論する声明がアップされました。斜め読みですが選手に問題があったという指摘も含めてリポートを真っ向から否定する内容となってますね。過酷なシーズンを戦う中でチーム内でのテンションが高まり、その過程で選手が人間としても成長していくことはどのチームでも変わらないとしています(ただし、住宅環境については触れず)。
リークしたのは内部事情に詳しく自分を嫌っているチーム内の誰かではないかとしていますが、この手の話題は水掛け論にしかならないので、どちらの言い分が正しいのかは結局のところ当事者にしかわかりませんね。
[追記2]
Sources: I can confirm that Mistakes flight was indeed paid for after he was released. The Benchmob and Yiska's report was pretty accurate, but there is even more to these stories.
— mykL (@KING_mykL) 2018年10月26日
どこからともなく現れたmyklのリークによると、Mistakes退団後に飛行機代は払ったとするHuk側の主張は正しいらしい。あのリポート自体はかなり[訂正]正確(✕不正確)だそうですが、このストーリーにはさらなるドラマがあるとも。
移籍リークは楽しいけどこの手のリークは選手のキャリアをふいにしかねないだけに慎重にしてもらいたいですね。続報があればあったで多分書きますけど。
[追記3]
Neko’s reaction after reading HUK’s response. “That’s just an excuse. He turned the problem to his own advantage. Such a bastard.” from r/Competitiveoverwatch
Hukのコメントを読んだ後のNekoのDC(韓国のBBS)での反応。あれはただの言い訳で、自分が有利になるように問題を利用しているろくでなしということらしい。