※このガイドはredditにポストされたガイドを基本に、いくつかの補足情報を付け足してまとめています。
San Francisco Shock
ベイエリアのオーガナイゼーション、NRG Esportsが設立したOWL二年目のフランチャイズ。米国の若手主体の構成で臨んだ昨季とは対照的に、今季は韓国人選手主体のチームへと切り替わりつつある。ロスター最大枠となる12名の選手が所属しているのは、現時点でショックが唯一のチーム。
ゼネラル・マネージャー:🇺🇸 Derrick
- サンフランシスコとNRG Esportsの両方でマネージャーを兼任。
- 昨年に引き続きGMを務める。過去にはCS:GOのプロ選手としても活動。
コーチ:🇰🇷Crusty
- 昨シーズン途中でボストンを退団しヘッドコーチとして迎えられる。
- 2016年からコーチ業を続けるベテランで、ボストン以前はNC FoxesやwNv.KRでコーチを務める。
- 昨季は下馬評が最低だったボストンの躍進に大きく貢献、ステージ3では全勝優勝を達成するもその直後に電撃辞任。
- ボストンチーム内で勃発したマネージメントとの深刻な対立が退団の理由とされている。
- 序盤低迷していたサンフランシスコはCrustyコーチ招聘を機に、プレーオフを争える位置にまで浮上。
- 現在リーグで最も評価されているコーチのひとり。
コーチ:🇺🇸Junkbuck
- 昨季ステージ2からショックに加入。元Toronto Esportsのコーチ。
コーチ:🇰🇷NineK
- 昨年の2月にNRG Esportsのコーチに就任した後、5月からトップチームのコーチを務めている。
- 現役時はStrikerも所属していたROX OrcasでAPEX Challenger S4に出場。Geguriと入れ替わる形でAPEX本選前に退団。
アナリスト:🇺🇸Alined
- 昨年11月までMayhem Academyに所属しコンテンダーズS2でプレー。
- カリフォルニア大学バークレー校のメンバーとしてTespaシリーズで優勝。
- OWプロシーンでは数少ないカレッジリーグ出身者。
タンク:
🇰🇷Smurf
– Yoo Myeong-hwan
– South Korea
(ウィンストン/オリーサ)
- 今オフにDantehとのトレードでヒューストンのアカデミーから加入。
- Optic AcademyとGGEAのメインタンクとしてコンテンダーズNAで2シーズンに渡りプレー。
- 2017年にはAredontの一員としてPacific Championship S2優勝を経験。
- 主にウィンストンが知られているが、すべてのメインタンクをOWLで期待されるレベルでプレーできる。
- 昨季のレギュラーMTであるSuperとポジションを争うことになる。
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🇺🇸Super
– Matthew DeLisi
– 2000/3/28
– United States
(ウィンストン/ラインハルト/オリーサ)
- 昨季は規定年齢に達したシーズン途中からNomyに代わり先発メインタンクを任されている。
- サンフランシスコ以前はKungarna、LG Evil、Hammers Esportsでプレー。
- デビュー以降、期待どおりのパフォーマンスを発揮することもあったが、一貫性のなさに課題を残す。
- トップタンクになるだけの器は備えており、成長の余地も十分ある。
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🇸🇪Nevix
– Andreas Karlsson
– Sweden
(Dva、ゲンジ、ロードホッグ、ソルジャー)
- サンフランシスコ加入前はCloud 9 EUでプレーしていたが、それ以前に所属していたMisfitsのメンバーとして知られている。
- MisfitsではAPEX、IEM、Overwatch Open、Atlantic Showdownといった数々のメジャー大会に出場、2016年のDreamHackでは優勝も経験。
- オーバーウォッチ発売前の2015年からシーンで活躍しているベテラン。
- DPSやサポートもこなし、これまでのプロ生活で最もフレキシブルにプレーしてきた選手のひとり。
- チームではDvaを任されているが、状況次第では他のロールをプレーする可能性もある。
- W杯代表経験はないが、リーグを含めて過小評価されている選手のひとり。
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– Choi Hyo-bin
– 1997/9/5
– South Korea
(Dva、ザリア、ロードホッグ)
- 昨シーズン途中にX6 Gamingから加入。X6 GamingではAPEX S3-4とコンテンダーズS1に出場。
- ショック加入後はチームのパフォーマンス改善に貢献、Dvaをはじめオフタンク全般で質の高いプレーを見せる。
- シーズン2でも先発が予想されてはいるが、Nevixも簡単にポジションを譲るつもりはない。
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DPS:
🇰🇷Rascal
– Kim Dong-jun
– 1998/7/23
– South Korea
(ゲンジ、ソンブラ、マクリー、ファラ、ジャンクラット)
- 昨季はシーズン途中にロンドンからダラスに移籍。
- ダラスでは言葉の壁や文化の違いからチーム内で軋轢を生み4月に退団。
- サンフランシスコ加入前は傘下のNRG EsportsでコンテンダーズS2に出場。
- KongDoo Panthera時代にはBirdringとのDPSコンビでAPEXシリーズを沸かせる。
- 主にプロジェクタイルを得意とし、ゲンジ、ファラ、ソンブラ、メイで知られているが、マクリーでもプレーする。
- 神がかったエイムこそないものの、戦術の幅を広げるプレーを持ち味にしている。
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🇺🇸sinatraa
– Jay Won
– 2000/3/18
– United States
(トレーサー/ブリギッテ/ザリア/ジャンクラット)
- 昨シーズンは規定年齢に達した3月にデビューを飾る。
- デビュー前から高額なサラリーの話題が先行していたが、それに見合うだけの働きができたかは疑問が残る。
- 優れたトレーサーやザリアとして知られ、才能の片鱗を見せることもあるが安定感に欠ける。
- 高いメカニカルと年齢を考慮すれば、トップレベルで活躍するだけのポテンシャルは秘めている。
- OWL入り以前はSelfless GamingでDafranらと共にプレー。2年連続で米国代表にも選出。
- バックグラウンドはCS:GOで、憧れのプレイヤーはStewie2Kと言われている。
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🇺🇸Babybay
– Andrej Francisty
– United States
(ウィドウメイカー/ソルジャー/マクリー/ゲンジ)
- サンフランシスコ加入前はKurgarnaやSplyceで活躍。Iremiixやmyklは当時のチームメイト。
- NAを代表するスタイリッシュなヒットスキャンとして知られている。
- 得意にしているウィドウやマクリー以外でも柔軟にプレーできるが、DPS層の厚さを考えるとスペシャリストとして起用される可能性が高い。
- Crossfireシリーズの元プロ。CS:GOではチートでBANされた過去もある1。
- 昨年はBabychallengeでチャリティにも貢献。
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🇰🇷Striker
– Kwon Nam-joo
– 1999/12/4
– South Korea
(トレーサー/ウィドウメイカー/マクリー/ジャンクラット)
- 昨年12月にボストンから金銭トレードでサンフランシスコに電撃移籍。
- ボストン退団に際してはGMのHukと反りが合わず移籍を志願。
- 昨季ボストン躍進の原動力となったトレーサーはリーグ最高峰の破壊力を誇る。
- 昨季のオールスターではウィドウメイカーの1vs1トーナメントで接戦の末にPineを破る金星をあげる。
- ボストン時代にStrikerを重用したCrustyヘッドコーチにとっては最も頼れる存在。
- ROX Orcas時代にはNineKコーチや上海のGeguriと共にプレー、APEX S4出場経験もある。
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– Park Min-ho
– 2000/2/26
– South Korea
(ウィドウメイカー/ゲンジ/ファラ)
- 昨季途中にX6 Gamingからサンフランシスコに加入。層の厚いDPS陣の中で先発の座を奪取。
- 入団前はゲンジマイスターとしての評価が高かったが、ウィドウメイカーでもトップクラスの実力を発揮。
- リーグでも最もフレキシブルなDPSのひとりとして評価を得ている。
- CONBOX時代はAPEX S3-4に出場、OGE、Gamsu、Asherといったリーガーと共にプレー。
- 昨季はザリアでプレーすることもあり、柔軟性と安定度を考慮すると最もレギュラーDPSに近い存在。
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サポート:
🇺🇸Moth
– Grant Espe
– United States
(マーシー/ルシオ/アナ)
- 昨年3月にToronto Esportsからサンフランシスコに加入、すぐさまレギュラーの座をつかむ。
- 派手さこそないものの、堅実で安定したプレーは昨季後半の成績浮上の鍵を握る。
- マーシーとルシオでその能力を証明してきたが、とくに前者はNAトップクラスの実力。昨年は米国代表にも選出。
- 現行のラインナップではチーム唯一のメインヒーラー。
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🇰🇷Viol2t
– Park Min-ki
– 2000/4/17
– South Korea
(ゼニヤッタ/アナ)
- オフシーズンにO2 Ardeontからサンフランシスコに加入した新戦力。
- コンテンダーズKRでの2シーズンを通し、フレックスサポートとして並外れたパフォーマンスを披露。
- S2からOWL入りするフレックスサポートでは最も期待されている選手のひとり。
- 優れたメカニカルに加え、ゼニヤッタの心頭滅却は高い予測力と反応速度に裏打ちされている。
- アナも遜色ない実力の持ち主で、次代のフレックスサポートとの呼び声も高い。
- シーズン2はリーグの行動規範に反したとして開幕から2試合の出場停止処分を受けている。
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🇺🇸Sleepy
– Nikola Andrews
– 1998/9/16
– United States
(ゼニヤッタ/マーシー/モイラ)
- サンフランシスコの前身となるNRG eSportsと契約を交わす形でそのままチームに合流。
- Tempo Storm時代にはDreamKazperといった選手と共にプレー。
- 当初は懐疑的な声もあったが、安定感のあるゼニヤッタでファンの信頼を勝ち取る。
- Mothとの連携では優位に立つものの、先発争いではViol2tが一歩リードか。
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Todays #Overwatch lesson from @maybesleepy.. Confidence is 🔑 pic.twitter.com/fYOqQgAemc
— San Francisco Shock⚡ (@SFShock) 2017年10月17日
関連リンク:
- https://liquipedia.net/overwatch/San_Francisco_Shock
- https://docs.google.com/spreadsheets/d/1rXxuhtR_6XfIOSrQoxUqXZ_g4CxNx12VmwMFFkxco8Y/edit#gid=46367295he-shocks-super-support-line/2019/01/25/