『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

OWL 2019チームガイド⑮:アトランタ・レイン

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※このガイドはredditにポストされたガイドを基本に、いくつかの補足情報を付け足してまとめています。

Atlanta Reign

ジョージア州アトランタを拠点とする新規フランチャイズ。全米有数の大富豪Cox一族が傘下におさめるCox Enterprisesが実質的なオーナーで、運営はAtlanta Esports Venturesが担う。所属選手は6カ国、4つの地域から集まる国際色豊かな顔ぶれ。新規参入チームながら既にファンの人気も高い。


ヘッドコーチ:🇺🇸 Brad “Sephy” Rajani

  • 元Selfless Gamingのオーナー兼コーチとしてコミュニティでもお馴染みの人物。
  • Selfless時代はSinatraa、Darfran、Emonggといったタレントを輩出。
  • 昨季はヘッドコーチを務めたサンフランシスコをシーズン途中で去ることになったが、Dantheといった才能を見出す。
  • ショック退団後はLast Night’s Leftoversのコーチを務め、アマチュアチームながらコンテンダーズNAプレーオフ進出を果たす。
  • 上記の選手以外にもSleepyやBK Stars退団間もないCarpeを起用するなど選手発掘に定評がある。

アシスタントコーチ:🇫🇷Silence

  • 昨年6月に約32ページに及ぶGOATS対策用の戦術リポートをredditにポスト。これがSephyコーチの目に止まりLNLのアシスタントコーチとして抜擢される。
  • このリポートで実証された分析能力はチームにとって有益なものとなるに違いない。

アナリスト:🇨🇦Danny

  • 今季OWL入りするアナリストの中では最も期待されている人物のひとり。
  • この神童はまだ年齢的に非常に若いものの(たしか15か16歳くらい)、Kurgarna、GOATS、Angly Titans、カナダ代表といったチームで実績を残している。
  • GOATSのアナリスト時代にGOATSコンプを考案した人物と言われている。

選手育成コーチ:🇳🇱Casores

  • 元That’s a DisbandのサポートでコンテンダーズEU S1にも出場経験あり。
  • その後はOne.PoinTのヘッドコーチに転身し、コンテンダーズEU S2でトライアルから本選プレーオフ進出を果たす。

通訳:Dongmin

  • World of Warcraft、Hearthstone、Heroes of the Stormといったタイトルのesportsコミュニティに長く携わってきた人物。
  • 2017年のBlizzConで開催されたHGCグランドファイナルでは韓国語の通訳も担当。
  • 英語力に不安があるとされる3人の韓国人選手が言葉の壁を乗り越えるためにも彼の存在が非常に重要となる。

タンク:

🇺🇸Gator

– Blake Scott
– United States

(ラインハルト/ウィンストン)

  • Atlanta Academyとのtwo-way契約でアトランタに加入。チーム唯一の米国人プレイヤー。
  • 先月のコンテンダーズNAでは新チームながらメインタンクとして準優勝に貢献。
  • GOATS時代はBEAT Invitational S4で優勝。その後のLast Night’s LeftoversでもBEAT Invitational S5で準優勝という実績を残す。
  • GOATSコンプのオリジネーターとして、彼のアグレッシブなラインハルトも注目を浴びる。
  • GOATSの前身となったFractal Esportsで選手としてのキャリアをスタート。
  • 昨年はアカウント共有やブースト行為などを理由にコンテンダーズ出場停止処分を受け、代役としてXQCが出場。
  • Pokpoから先発MTの座を奪うことは容易ではないものの、彼のアグレッシブなプレースタイルは既に十分な存在感を発揮している。
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🇰🇷Pokpo

– Park Hyun-jun
– 2000/12/5
– South Korea

(ウィンストン/ラインハルト/オリーサ)

  • アトランタ加入前のElement MysticではメインタンクとしてコンテンダーズKRのベスト4とベスト8に貢献。
  • 主にウィンストンで知られているが、EMではDacoとのコンビで強力なタンクラインを形成。
  • 二人のタンクユニットはリーグトップクラスのタンク陣にも匹敵するだけの実力を秘めている。
  • EMではショットコールも担当し、インゲームリーダーとしてチームの成功に欠かせないピースとなる。
  • 当時EMに所属していたFearlessが上海に移籍したため、その穴を埋める形でEMに加入。
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🇰🇷Daco

– Seo Dong-hyeong
– 2000/2/1
– South Korea

(Dva/ザリア/ロードホッグ)

  • Pokpoと共にElement Mysticから加入したオフタンクプレイヤー。
  • EMには2017年から所属しており、一昨年の韓国代表とのショーマッチでは同代表を撃破している。
  • メカニカルに優れたDvaプレイヤーで、OWL経験のない選手の中ではDva使いとしてベストに近い評価を得ている。
  • EM時代に確立されたPokpoとの連携はアトランタにとっても大きな武器となる。

DPS:

🇩🇰Dafran

– Daniel Francesca
– 1993/12/27
– Denmark

(トレーサー/ソルジャー/ソンブラ/トールビヨン)

  • 発表までに様々な紆余曲折を経て昨年10月にアトランタ入りが決定。
  • 2017年6月にスロー行為及びサボタージュによりブリザードから大会出場禁止処分が科されたが、今回はそれ以来のプロシーン復帰。
  • 処分を受けた直後にシーンから完全に姿を消すも、同年12月に配信を再開し人気ストリーマーとしての地位を確立。
  • 復帰後も度重なる違反行為によりゲーム内でプレー停止処分を受ける。
  • アトランタと契約を交わした直後にも引退を匂わすなど、精神面での脆さを指摘されることも。
  • ヒットスキャン、とくにソルジャーやトレーサーといったトラッキングエイムのヒーローでは無類の強さを誇る。
  • 処分のきっかけとなったトールビヨンでも配信中に度々プレーしている。
  • 能力に疑いの余地はないものの、トップレベルで通用するかは未知数。
  • 優れたメカニカルとエイムを活かすためにも、恩師Sephyコーチの下でどれだけ精神的に落ち着いてプレーできるかが鍵となる。
  • Selfless時代はSinatraa、Emongg、Dhakらと共に、ハイパーアグレッシブなスポーンキャンプで一時シーンを席巻する。
  • 最近ではウィドウメイカー、アッシュ、ザリアといったヒーローでも積極的にプレーしており、レパートリーを広げようとする努力が伺える。
  • ブランクが長いこともあり、開幕時はベンチスタートの可能性もある。
  • 過去にマクドナルドでバイトしていたことからマックが彼のミームとして定着。
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🇰🇷Erster

– Jeong Joon
– 2000/5/31
– South Korea

(ゲンジ/ソルジャー/ウィドウメイカー)

  • アトランタ入りする前のLucky Future ZenithではフレックスDPSとしてコンテンダーズCN連覇に貢献。
  • ゲンジやファラでのパフォーマンスが際立つプロジェクタイル寄りのDPSだが、必要とあらばリーパー、ジャンクラット、トレーサー、ドゥームフィストでもプレーする万能DPS。
  • コンテンダーズシーンではベストフレックスDPSの一人に数えられている。
  • LFZではDiemという圧倒的な存在の陰に隠れてはいたものの、スター選手になるだけのポテンシャルを秘めている。
  • Ardeont時代にはPacific Championship S2優勝を経験。Mighty AODの一員としてAPEX S3出場経験もある。

🇷🇺Nlaaer

– Ilya Koppalov
– 1998/8/4
– Russia

(トレーサー/マクリー)

  • Atlanta Academyの基礎となったLast Night’s LeftoversのDPSとして活躍。
  • LNLではロシアまでの遅延に悩まされながらも2シーズン連続でコンテンダーズトライアルから勝ち上がり、プレーオフ進出にも貢献。
  • ウィドウメイカーやマクリーなどのヒットスキャンを得意にしており、トレーサー、ソンブラ、ブリギッテでも印象的なプレーを見せている。
  • ヒーロプールがDafranと重なるため、どちらかがバックアップに回ると見られている。
  • CS:GOではプロとして活動するも2014年にVAC Banによりキャリアを断たれる。
  • かつて所属していたRoxというチームではMistakesともプレー。

サポート:

🇩🇪Kodak

– Steven Rosenberger
– 2000/5/30
– Germany

(ゼニヤッタ/アナ/マーシー)

  • コンテンダーズEU時代には6nakesのフレックスサポートとしてプレーオフ進出に貢献。
  • 昨年のW杯予選ではドイツ代表にも選ばれ、本大会進出は叶わなかったものの、EU有数のゼニヤッタとしての実力を証明。
  • Casoresコーチの誘いを受けてアトランタのトライアウトに参加。
  • Team 123時代にはチーム事情からオフタンクをプレーしていたこともある。
  • ゼニヤッタ、アナ、マーシーに加えて前述の経緯からDvaでのプレーも可能。
  • OWLでは初となるドイツ人プレイヤー。
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🇫🇮Masaa

– Petja Kantanen
– 1995/7/18
– Finland

(ルシオ/マーシー)

  • アトランタ以前はTeam GiganttiのルシオとしてコンテンダーズEU準優勝とベスト4に大きく貢献。
  • アグレッシブな”Reddit Luicio”2を定義する存在とも言われ、重要なプレーを数多く決めている。
  • ショットコーラーとしてもチームに多くのものをもたらし、チームを支える頭脳として期待される。
  • インゲームリーダーとして優れているだけでなく、有能なUltトラッカーとしても知られている。
  • リーグでもトップティアのルシオになる可能性があり、必要に応じてマーシーでもプレーする。
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関連リンク:

脚注:

  1. Redditにハイライトクリップがポストされるような派手なBoopを決める、またはDSPStankyのようなトリッキーなプレーをするルシオ。単独行動ばかりでまったく回復をしないルシオという意味でも使われる。
  2. Redditにハイライトクリップがポストされるような派手なBoopを決める、またはDSPStankyのようなトリッキーなプレーをするルシオ。単独行動ばかりでまったく回復をしないルシオという意味でも使われる。
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