How Blizzard Singlehandedly Killed Poland’s Overwatch Collegiate Esports Scene from r/Competitiveoverwatch
ブリザードに学生競技シーンを潰されたというポーランドの学生による悲痛な訴えのまとめ。
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※リンクが抜けていたので追記しました。あと視聴者数の桁が間違ってたので訂正。
ポーランドではTMLAという運営団体によるオーバーウォッチの学生リーグが以前から活発に行われていた。Twitchでの平均視聴者数は800~900あり、ポーランドでは最も人気のあるオーバーウォッチ配信で、トールビヨン1vs1を配信した時は10,000人以上が視聴しDexertoにも取り上げられた。
TMLAに携わる人間は選手コーチだけでなく、キャスター、管理者、モデレーターなどを含めるとその人数は150名に及ぶ。TMLAはこれらすべての人々の情熱により支えられていた。
ブリザードが関わったことといえば、さほど有益とはいえないブリザードショップのアイテムを賞品として提供してくれはしたが、メインスポンサーですらなく、素晴らしい運営者であるRausch氏夫妻と、T-Mobile、Redbull、HPといったスポンサーの支援によって運営され、ブリザードと良好な関係を築くためにベストを尽くしていた。
ところが今日になって突然、ブリザードからTMLAの新シーズンにストップがかかり、おそらくは、今後も二度と開催できないであろうことを一方的に告げられる。公式な理由はブリザード社内での方針転換にあり、今後はトーナメントをサポートできなくなったことを伝えられる。しかし、ブリザードがサードパーティの大会について定める規約では、ブリザードのサポートを得られないトーナメントは配信することができない(※)。
※補足:投稿主から訂正があり、”no tournament can be streamed if it’s not supported by Blizzard”は間違いで、実際には別のライセンスついて交渉しようとしたが、ブリザードの回答が間に合わなかったために、新シーズンの開催を取りやめたということらしい。
これはつまり、TMLAの賞金プールにほとんど貢献すらしていなかったブリザードが独断でトーナメントを廃止したことを意味する。ブリザードが件のRausch氏を「あなたのまわりのヒーロー」として公式サイトで紹介してから今回の決定がなされるまで、まだそれほど月日は経っていない。
今回のニュースに多くの人間がショックを受け悲しんでいる。いくつかのチームは新シーズンに向けて新人プレイヤーのリクルートもはじめていた。しかし、ブリザードが納得のいく理由もなく我々の夢を断った(kill our dreams)ことで、我々にはもう何も残されていない。
我々に出来ることはこのブリザードの冷酷な決定を明らかにすることであり、我々に起こったことは、ワールドカップとコンテンダーズ、そしてOWLを除くどのトーナメントにも起こり得ることである。