Guangzhou Charge
更新履歴:
2020/3/23
昨シーズン前半はファイナル進出2チームとの対戦が続くなどスケジュール面での不利もあり出遅れたが、ステージ4では6-1の好成績でプレーオフ進出も果たしている。レギュラーシーズン9位は1年目としては上々の成果といえる。
シーズン終盤には中韓米英にフィンランドを交えた多国籍軍の様相を呈していたが、実質的には韓国人を中心としたミックスロスター。Neptuno加入で今季もその路線を継続している。
コロナウィルス感染拡大の影響でチームは早い段階から拠点を韓国に移していたが、リーグが開催延期を決定した2~3月のホームスタンド5開催のうち、実に3開催がチャージのホストであり、経済的な打撃は計り知れない。
中国で金融投資、エンターテインメント、医薬品などのサービスを展開する複合企業のNenking Groupがチームオーナー。中国プロバスケットボールチームのGuangzhou Loong Lionsも所有している。
ダメージ:
3-3メタ以降、ヒットスキャンとして本来のポテンシャルを発揮したHappyは、トップクラスの選手とも対等以上に渡り合えることを証明。ただし、定位置を確保するためにはピックプールに更に磨きをかける必要がある。
昨年6月にデビューを果たしたNeroはファラを中心に予想以上の活躍を見せ、NAを代表するフレックスDPSに成長。ゲンジを筆頭にフランカー性能の高いEileenも含め、誰が先発として起用されてもおかしくないタレントが揃っている。
タンク:
GOATS環境で堅実なプレーを見せていたRioはシーズン終盤にかけて成長し、レッキングボールでも素晴らしいプレーを見せていた。昨季終盤はバックアップにFragiがいたものの、控え不在は大きな懸念材料。
マルチタレントのHotbaがNYに去り、その穴は新加入のCr0ngが埋めることになる。オフタンクながらハンゾーでプレーするなど柔軟性もあり、O2 Blastでの実績を考えれば代役以上の活躍も期待できるが、MT同様にこのポジションも控えが手薄なため不安は残る。
サポート:
リーグ屈指のフレックスサポートして評価されたShuは今季さらなる飛躍が期待されており、スーパースターの仲間入りを果たす日も近い。アカデミーのT1wから昇格したWyaの実力は未知数ながら、その中性的な容姿からとある方面の人たちから注目を集めている。
今オフの目玉補強となったNeptunoは、リーグ最強のバトルマーシーに留まらずルシオの殺傷能力も極めて高く、ベテランとしてのリーダーシップにも期待がかかる。昨季レギュラーのCharaはコミュニケーション面でのアドバンテージこそあるものの、現時点ではNeputunoの先発起用が有力視されている。
コーチ:
オフシーズン中に6選手が退団した一方で、コーチングスタッフに大きな変更はない。戦術コーチを担当していたCurrytShotがグラディエーターズへと去ったが、昨年まで上海でコーチを務めていたCreedが新たなアシスタントコーチに就任。現役時代はMYのサポートとしてプレー。