Viewership comparison of Overwatch League 2020 & 2019. #OWL @overwatchleague
Statistics exclude Chinese platforms.
TOP matches:
2020 – @SFShock vs @SeoulDynasty
2019 – @SFShock vs @VancouverTitansRead more in our new blog:https://t.co/FqW59GpRoX pic.twitter.com/FnhPQUGRqs
— Esports Charts (@EsportsCharts) October 22, 2020
OWL 2020シーズンの平均視聴者数(グランドファイナル)が2019年比で約60%以上減少したというEsports Chartsのデータ。
Esports Chartsは信頼性の低さを理由に中国の配信プラットフォームのデータを考慮していないことを明示しているため、データの集計対象は今年はYoutube、昨年はTwitchということになる。
グランドファイナルに関しては、2020年は決勝のサンフランシスコ対ソウル戦が平均視聴者数46,780人と、2019年決勝の121,338人から61.4%の大幅減少。
さらにピーク視聴者数も2019年のグランドファイナルが318,019人であったのに対して2020年は183,036人と大幅減。これに伴い視聴時間も2019年の約7,600万時間から2020年は2,600万時間弱と半減している。
これは今季グランドファイナル視聴率の好調さ(主に中国)をアピールしていた公式発表のデータとは矛盾するようにも思えるが、Esports Chartsでは中国のデータを考慮していないので当然といえば当然。
2020シーズンのピーク視聴者数と平均視聴者数の推移。開幕以降視聴数が大幅に減少し、パンデミックによるリーグ中断を経て、レギュラーシーズン終盤にかけて視聴者数も半減しているが、5月のOWL視聴トークン導入がなければこの数字はもっと減っていた可能性もある。
今季の視聴者の大幅減少はTwitchからYoutubeにプラットフォームが変更になったことに加え、グランドファイナル含めアジア地域での試合開催が増えたことによる放映時間の時差も少なからず影響している。
ただし、Youtubeということを考慮しても、今年からスタートしたCDLが同じYoutube配信でピーク視聴者数は331,558人、平均視聴者数でも91,807人とコロナ禍においても好調な数字を記録していることから、OWLの視聴率低迷は必ずしもプラットフォームの変更だけが原因というわけでもないのかもしれない。
追記:
OWL 2020シーズン通しての平均視聴者数と視聴時間はそれぞれ45%と51%の減少。
一方で韓国語配信だけは昨年比で増えており、ピーク視聴者数は27%、平均視聴者数は3%、視聴時間は29%増加している。
配信言語は英語が視聴時間全体の80%を占め、次いで韓国語が11.7%となっている。