来季OWLの新プロダクトが一部明らかに

Activision Blizzardが運営するCall of Duty LeagueとOverwatch Leagueが、来季に導入される新たなプロダクトの展開により、Youtubeでの視聴者数増加に自信を持っているというThe Esports Obeserverの記事。以下OWLを中心にその簡単なまとめ。

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Activision BlizzardとYoutube Gamingが今年改善を目指しているのは双方のアカウント連携機能。OWLではTwitch時代に実装していた機能で、昨年はCDL/OWL公式サイトからYoutube配信をホストすることで実現していたが、今年はその必要がなくなる。

来月開幕するCDLでは既に武器チャーム、エンブレム、コーリングカード、XPトークンなどが視聴リワードとして明らかにされており(これは昨年も同じ)、累計視聴時間次第ではオペレーターのスキンも解除可能になるという。4月開幕のOWLでも来季からこのアカウントリンクが復活する予定。

OWLでは提携を結んだIBMとの協力による新たな統計ツールを利用することで、ファンがシーズン中の各トーナメントごとにファンタジーゲーム(fantasy pick-them game)1を楽しむことができる。また、IBMとの提携でファンの視聴体験も向上する。

昨年のYoutubeでのOWL視聴者数はそれ以前のTwitch時代を下回っていることから、今年は視聴者数を増やすことが「非常に重要」であり、Activision Blizzard EsportsのBrandon Snow COOはCDLとOWLの両方でそれができると確信している。

このインタビューでは触れられていないものの、本日Youtube Gamingからクリップ共有機能の試験導入が明らかにされている。

Twitch時代は試合中選手がよいプレーをすれば簡単にクリップで抜くことができることからredditもハイライト投稿で盛り上がっていたが、昨年はクリップ作成までに手間がかかりすぎるためこういった盛り上がりはあまり見られなかった。

このクリップ共有機能がOWLチャンネルでも実装されれば、OWLコミュニティにとっても恩恵は大きいといえる。

脚注:

  1. ファンタジーフットボールのように、ユーザーが選んだ選手の活躍度によりポイントを獲得し、それに応じた報酬を得ることができる。
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