昨年まではOWLが一括して各チームのマーチを販売していたが、今年からはチーム独自の販売が可能になったのか、まずはショックがオリジナルショップを開設。
来季中国への一時移転が決まったヴァリアントが一度は否定していた所属選手とスタッフ全員の放出を発表。
その理由がパンデミックに伴うビザ問題という公式のナンセンスな言い訳に、ファンならずとも様々な方面から顰蹙を買っている。
チームを所有するIGCのCEOは中国への渡航ビザ取得が難しかったと述べているが、そもそもその中国移転は、既に報じられているように中国グループへの売却ないし運営権譲渡が背景にあるというのが専らの見方。
Sideshowも、リーグが財政的に苦しいチームによる「緊急事態宣言」の濫用を黙認し、チームが負うべき選手への金銭的な責務から逃れるようなことをこれ以上許すべきではないとコメント。
昨年はヴァンクーバーがパンデミックによるチーム状態の悪化を理由に所属選手全員を放出。NDAを条件にFissureを除く選手にはサラリーは保証されたものの、ファンの間では後味の悪い事件として記憶に残っている。
問題は財政難とそれに伴う身売りによる選手放出ではなく、選手らに来季雇用があると信じ込ませながら、土壇場になって行き場を失った彼らを路頭に迷わせたことであり、シーズンオフのもっと早い段階であれば少なくとも理解はできたとするAvast。
この点に関しては選手らにシーズン契約で保証されたサラリーが満額支払われれば金銭面での問題はないが、リーグは今回のような事態を見越していたのか昨年「30日ルール」1なるものを定めているため、契約時の合意内容次第では僅か30日分の給与保証のみで契約解除ということもありえる。
古巣復帰がこのような形で終わるとは思ってもみなかったであろうAgilitiesは、今年のプレーは諦め来年に向けて配信に専念するとのコメント。
元トロントのGMだったAgilitiesの代理人曰く、オフシーズン中に他チームからヴァリアントよりも好条件のオファーもあったらしい。
戦わずして”Battle of LA”を制したグラディエーターズは、我々は何処にもいかないと絶好の機会とばかりに地元ファンへアピール。
人気ストリーマーのEmonggがサンフランシスコ・ショックのコンテンツクリエイターとして契約。以前はフィリーの専属ストリーマーでもあったが、過去にはSinatraaやDafranとSelflessでチームメイトだった元プロ。
不具合によるロード地獄にはまりSR200を溶かし20時間のプレー停止を喰らうFran。先週も同じことが起こったらしく、ファイルに問題があるのか全てのアカウントが全滅する模様。
前日に続くライブパッチ配信はカネザカのマップ外に出られるバグの修正。
OWメインサブでヒーローの鼻を消すミーム画像が流行っている模様。この他にもDVAとメイバージョンもあり。
脚注:
- “Season-long contracts are terminable by the team without cause, subject to payment of a buyout fee to be agreed upon by the player and their team. The minimum buyout fee will be equal to the salary owed for either the lesser of 30 days or the number of days remaining in the season, any earned but unpaid bonuses payments, and any earned but unpaid prize money.”
チームは契約時に合意した違約金(buyout)を支払えば理由なしに選手との契約を解除することができ、その契約破棄料はシーズンではなく最低でもサラリーの30日分か残り日数の少ない方と定められている(賞金は除く)。