現在開催中の’VALORANT Champions Tour 2021: North America’が、Shroudのホストする共同配信(co-stream)により大きくその視聴者数を伸ばしていることが話題となっている。
Shroudが自身のチャンネルでホスト1していた試合のコストリームの視聴者は合計100万を越えており、この他にフォートナイトでブレイクしたMythや歌手兼ストリーマーのAverage Jonas2もホスト配信を行っている。
Riot Gamesは過去にLCSとLECでも著名ストリーマーのコストリームを行ったことはあるが、ヴァロラントで正式に行うのは今大会がはじめてのケースとなる(MythやNinjaがウォッチパーティー配信をしていたことあるが)。
Shroudのチャンネルでは大会を主催するNerd Street Gamersの公式チャンネルよりも多い視聴者を集めていたが、公式チャンネルでもShroudのホストがなかったNA Challengers 1のオープン予選で配信あたり平均199,000人、ホストを行ったChallengers 2では平均225,000人が視聴しており(補足:3)、結果的に公式チャンネルの視聴者数にネガティブな影響を与えることなく、大会全体の視聴者数も大幅に底上げしたといえる。
これまた余談になりますが、OWLでもTwitch時代に、選手引退後ストリーマーとして大きく飛躍し、まだOWをメインでプレーしていたXQCらインフルエンサーにコストリームを許可してはどうかというファンの意見もありましたが、大会スポンサーへの配慮からかリーグがこれを認めることはありませんでした。
脚注:
- Twitchのホスト機能ではなく実際に試合映像を配信しながらコメントする。
- 実は最近知ったけど彼も元OWプロでノルウェー代表のタンク経験がある。
https://liquipedia.net/overwatch/AverageJonas - ここに書かれている平均視聴者数は配信あたりの平均視聴者数であり、一般的に使われている平均同時視聴者数(ACV)とは異なります。