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ヴァリアントの中国移転と選手解雇劇の内情リポート

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ヴァリアントの中国一時移転と選手解雇の内情を明らかにしたDotesportsのリポート。元ESPNライターのWolf寄稿であることから信頼のおける内容と思われる。

まずはざっくりまとめ:

– 金欠のオーナーはヴァリアント売却を検討

– アジアが7チームで端数のため、OWLは複数チームに中国一時移転を提案

– これを好機と見たヴァリアントが1年間の運営費を浮かせるために中国のorgに運営委託

– 中国ビザ取得には膨大な時間がかかり、選手の面倒も見れないので全員解雇

– チームと解雇選手の間では罰則付きのNDAが交わされている

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昨年末のクリスマスホリデーの時点でヴァリアントオーナー(IGC)とLingan Esportsは1年間のヴァリアント運営契約にサイン。ただし、この契約に一部譲渡やチーム売却オプションは含まれていない(IGCのCEO談)。

ヴァリアントの中国一時移転はもともとOWL側からの提案だった。IGCは過去数カ月間OWL撤退を検討していたが、IGC側はこの提案をOWLでのブランドを維持するチャンスと考えた(将来的な売却可能性についてCEOはノーコメント)。

前ロスターのメンバーらはHaloの解散リークがあったその夜に解雇を伝えられた。しかし、退団がチームから公にされたのはその2週間後の1月29日。

退団した選手らはサラリー1ヶ月分の退職金と引き換えに、SNS上で批判的な発言をしない、内情を明らかにしないという秘密保持契約にサインした。これに違反した場合は退職金を返還しなくてはならない。

既に運営権の移管については売却の可能性も含めて昨秋の段階で交渉中だったが、当時は選手らも前年のヒューストンのように選手スタッフ全員が新オーナー体制下に移行できるものと考えていた。しかし、IGC側は、昨年10月に新たな契約を交わした選手らに対し、その3ヶ月後にチームから解雇される可能性については一切言及していなかった。

OWLは昨年、既に選手らの大半が新契約を締結した10~11月の時点で、複数のチームに中国への一時移転を打診していた。これはロンドンがEUに戻り、フィリーがAPACに移ったことでEASTが7チームと端数になったことが理由。

ヴァリアントはこの提案を好機と見て11月後半に中国移転を決めるが、ヴァリアントとリーグ双方の弁護士はパンデミックの影響により選手の中国ビザ取得は不可能だろうと判断、リーグ側も中国一時移転に際しては所属選手への手厚いサポートプランが必要という点を強調したが、ヴァリアントは最終的に移転を決断、その後、所属選手スタッフらを全員解雇している。

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