アーカイブイベントのチャレンジスキンとして追加されたマーシーの新スキン、「カモフラージュ」にとあるミームを引用したポストがredditで話題となっています。
このマーシーの「カモフラージュ」は昨年全米で流行した「カレンミーム」が元ネタではないかと見られています。
カレンミームに関してはこの日本語の記事を参照すると分かりやすいでしょう。昨年夏頃日本でも話題となった、セントラルパークで犬の散歩中に黒人男性に脅されたと虚偽の通報をした白人女性の事件がきっかけです。
理不尽で特権意識の強いわがままな中年女性を指すスラングとして定着しましたが、ちょっとしたことで店のマネージャーを呼び出すような女性がステレオタイプな例としてあげられます(冒頭のポストのタイトルもそれを揶揄したもの)。
この「カレン」女性の典型的な髪型としてスキンと同じショートボブもミームとして広まりました。別名”Can I speak to a manager”ヘアとも呼ばれているそうで、このミームが拡散したことにより、ショートボブヘアにする女性が減ったとも言われています。
スキンの名称は英語も同じCamoではあるものの、マーシーの髪型から時期的にもこのミームを意識したことは間違いないでしょう。マーシーの年齢も中年と言ってよい年齢ではありますし。
追記
Mercy’s Archives skin and spray has historic links! from r/Overwatch
今回のイベントスキンは歴史をテーマにしていることから、スキン本来の元ネタは従軍看護婦として歴史に名を残すナイチンゲールと思われます。別名「ランプの貴婦人」とも言われるビクトリア時代のアイコンで、スプレーの元ネタにもなっています。