ワークショップ機能を悪用した新手のチートに、人気配信者のKephriiが遭遇したことをDexertoがリポートしています。
Overwatch cheaters are ruining games by bringing Workshop codes to Competitive – Dexerto
Cheaters have found a completely new way to wreck Overwatch by bringing Workshop codes into the ranked ladder to turn their heroes into overpowered machines. The Overwatch Workshop has been a hit since its introduction, giving players the ability to change the game by adjusting damage values, health, cooldowns, and other things.
通常ワークショップのコードはランクマッチなどの他のモードに引き継がれることはありませんが、このチートはワークショップで作り上げたオーバーパワードなヒーローで戦うことができるそうです。
Kephriiが4月8日の配信でこれらのチーターに遭遇しています。相手チームのヒーローに弾がヒットしてもヘルスバーが表示されないことに気づいたKephriiはそのことで相手を問い詰めています。
相手のマクリーに弾がヒットしてもヘルスバーが表示されず、ヒットエフェクトも表示されないことから遅延の可能性もないとはいえませんが、左上のカウンターが35msであることを考えるとその可能性はまずありません。
いつもはチートを疑う度にリプレイを0.25倍速で確認することからx. 25のミームで揶揄されることもあるKephriiですが、今回ばかりは彼の言い分が正しいでしょう。このチーターはマーシーとのデュオだったようで、相手チームにいる他のメンバーもチートであることに気づいています。
Kephrii曰く、これが初めての経験ではなく、以前にもワークショップコードを何らかの方法でランクマッチにキャリーオーバーさせるチートには遭遇しており、Blizzardが用意しているコンテンツクリエイター専用の窓口であるディスコードには報告していたそうです。
同じマッチでプレーしていたGaleのソルジャーがバイザーを起動させてもいっさいヒットエフェクトが入らず、呆れたGaleも苦笑いするしかありません。おそらく先日ブログでもお伝えしたチートと同種のものと思われます。
何かがおかしいことに気づいた相手チームのラインハルトに盾を降ろしてもらい、ヘッドショットを当てたところ完全に無敵ではないのか、5発ほど撃ってやっと倒すことができています1。この時もヘルスバーとヒットエフェクトは表示されず、チートは相手チーム全体に影響を及ぼしていることになります。後で気づきましたが倒したときのキルコンも出ていませんね(フィードには出てますが)。
リプレイを見れば容易にチートであることは判別できるものの、不正には一切関わっていないチームメイトを不正に巻き込むという点では厄介なチートといえそうです。