Summer Showdown第2週のStatsLabデータがアップデートされました。まずは第2週(6/30~7/6抽出)のヒーロー使用率です。
目立っているのはラッシュ構成のDPSとして運用されていたシンメトラとメイ。前者は前週比で20%以上の伸びを示しています(9.6%>33%)。
使用率が10%を越えたヒーローは17人で先週の18人とほぼ変わらず。この2人のほかにはオリーサも使用率を大幅に増やしています(7.4%>21.5%)。
Summer Showdown第1~2週を合わせたヒーロー使用率です。これで全20チームが出揃ったことになり、使用率が10%以上のヒーローは19名と第2週を経過しても多くのヒーローに活躍の場が与えられています。
ヒーロー単体ではやはりDvaの使用率の高さが光ります。ラッシュやダイブだけでなくポークといった様々な構成で運用可能なそのユーティリティ性能が人気でしょうか。
Summer Showdown第2週で最も多かった構成トップ10です。集団戦の数は上から175, 62, 45, 43, 39, 37, 29, 27, 26, 23。
ヒットスキャンの距離減衰がナーフされた現行パッチはリーグではまだ採用されていませんが、シンメ/メイという旧ディフェンスヒーローを軸にしたラッシュ構成がトップ。そのオリジネイターとも言えるダラスに加え、ヒューストンなどNAの多くのチームが採用したことが影響しています。
数は少ないもののトップ10には現環境ではオフメタヒーローと言って差し支えないゲンジも顔を覗かせており、多くのチームがメタ解明に試行錯誤していたことが伺えます。
話はそれますが、第2週で最も多くゲンジを運用していのがチャージです。チームは連敗したものの、不審のチームにあってルーキーのChoiSehwanは可能性を感させるプレーを随所に見せていました。
OWL公式ブログで公開されたWEST/ESATごとの上位ヒーロー使用率です。
NAは主にラインハルトを軸にしたラッシュ構成が人気で、前述したようにシンメ/メイがトップ3入り。トップのトレーサーはDva同様に現環境では最も汎用性が高いヒーローのひとりと言えます。ヒューストンやワシントンに見られるようにダブルシールドを好むチームの存在もNAの特徴です。
アジアはウィンストンDvaのトラディショナルなダイブ構成のほかに、May Meleeでトップメタのひとつだったダブルバブルにアッシュ/ボール/ゼニヤッタのポーク構成も健在。
目下アジアは上海が圧倒的な強さを見せつけたソンブラ/トレーサー/ボールのダイブ構成をいかに攻略するか、もっと言うと、プライマリDPS並の火力で異次元の性能を発揮するLipソンブラをどう抑えるかがテーマとなってます。
WESTには上海のような戦い方をするチームはいまのところあまり見られないだけに、そういった意味でも東西のチームが相まみえるファイナルは興味深い戦いになるのではないかと思います。
”https://overwatchleague.com/en-us/news/grav-bag-west-region-remains-unpredictable-dragons-feast-in-east”