この画像は数日前に某Botサイトのフォーラムにポストされたコメントです。
このポストによるとブリザードが不正ツール検知システムのWardenをアップデートしたと見られており、Bot含めたツール側の対応が完了するまで不正ツールの使用を控えるよう呼びかけています。Wardenは既にTurboHudやRos-botの検出に成功しているとのこと。
Botterは以前からTripwire(Wardenを察知すると即ネットワークを切断するらしい)を使いWardenを監視していたようで、このTripwireがWardenのアップデートを検知したんだとか。
もはやどっちが監視されてるのか分からない状況ですが、ブリザードも着実にBot対策に動いていたようです。
不正ツールの検出については技術的なこと以外にも、プライバシーとの兼ね合いで難しい問題があるようで、思った以上に複雑な問題が絡んできます。
以下はEUでのアンチチートプログラムにまつわる法的な問題に言及したユーザーコメントの要約です。
- EUではソフトウェアを通じてクライアント側のRAM全体をスキャンすることは法的に問題となる。例えEULAなどの利用許諾に明記されていたとしても基本的にはイリーガル。この点、米国や英国では契約内容が重視されるのでこの限りではない。
- ブリザードが自社ソフトの品質と権利を守るために極めて限定的にクライアント側をスキャンし、それが明示的に直接的になされるのであれば認められるべき行為ではあるが、検出行為に関する条件は厳格に定義する必要がある。
コメ主の推測によると、鰤はWardenでRAMに干渉することなくクライアント側のソフトウェアを解析する方法を見つけたのではないかということです。
数日前からDemonbuddyのフォーラムではBan報告がいくつか上がっているのでこれに関連した動きがあったのかもしれません(Ros-botのほうは特に動きなし)。
公式フォーラムやredditではBigBanWaveの報告はまだ見てません(削除されてるだけかもだけど)。
ちなみに記事タイトルの”Google Maps”はマップハックが可能なTurboHudを指す隠語として使われてるそうです(笑)Risbitは多分Rosbotのことかと。
ThudについてはBan対象になるとユーザーの1/3くらい消えてしまいそうなので、動きがあるとしてもせいぜいLBワイプ程度の措置ではないかなと。もしpermaBanするようなことがあれば鰤を見直します。僕のサブ垢一個死にますけどねw