追記2:オーバーウォッチリーグ:フィラデルフィアのAlarm選手が逝去

Overwatch League

フィラデルフィア・フュージョン公式から所属するKim “Alarm” Kyeong-Bo選手(享年20歳)が逝去したことが先程発表されました。

非常にショッキングでとても哀しいニュースではありますが、あまりにも突然の訃報で数日前には配信する姿も見られたものの、現時点で亡くなった詳しい事情については遺族やプライバシーに配慮し明らかにされていません。

Alarm選手のご冥福を心からお祈り致します。

追記:
Alarm選手のこれまでのキャリアを思いつくままに簡単に振り返ってみたいと思います。

Alarmが本格的なキャリアをスタートさせたのは韓国のBK Starsで、当時のメンバーにはCarpe、Bunny、Twilightといった名選手が名を連ねています。10代そこそこの年齢でAPEX S1からプレーするキャリアの豊富な選手でその頃はメインタンクとしてプレーしていたと記憶しています。

彼が大きな注目を集めるようになったのはフレックスサポート転向後のFusion University(フィリーのアカデミー)で、WhoruやZachareeeらと共に当時無敵を誇っていたチームのコンテンダーズ連覇に大きく貢献しています。

2020年、大物ルーキーとして期待され満を持してOWLデビューを飾ると、その期待に違わぬパフォーマンスでフィリーの勝利に貢献しその年のルーキー・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。

フレックスサポートとしてはゼニヤッタのアイコンとしても知られていますが、我先にと積極的にフラグを取りに行くというよりは、クレバーな立ち回りからチームが苦しい状況のときにキャリーやクラッチできるプレイヤーという印象が残っています。アナはダーツの名手としても記憶に残る選手でした。

ROTY受賞後のインタビューでは受賞の知らせを聞いた瞬間に思わず涙ぐむシーンなどもあり、フィリー入団前にチームメイトのPokoに贈った手紙では感性豊かで心優しい一面ものぞかせていました。

不本意な成績に終わった今季終了後もチームはいち早くAlarmの残留を発表していただけに、今回の訃報はチームやファンに計り知れない喪失感を齎すだけでなく、戦力面でも大きな痛手となるでしょう。

追記2:

後で調べて分かったことですが、故InternetHulk氏の訃報が報じられたのも今から丁度4年前の11月9日でした。

OWコミュニティとってこの日は辛く哀しい忘れがたい1日となってしまいました。

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