Activision Blizzardにおける差別是正や待遇改善を求める従業員グループによって組織されたABK Workers Allianceがさらなるストライキ実施に向けて支援者に基金への寄付を呼びかけています。
Today, the ABK Worker's Alliance announces the initiation of its strike. We encourage our peers in the Game Industry to stand with us in creating lasting change. For those who wish to join in solidarity, please consider donating to our Strike Fund.https://t.co/IauGyxuLYG
— ABetterABK 💙 ABK Workers Alliance (@ABetterABK) December 9, 2021
政府機関や株主訴訟はじめボビー・コティックCEOら経営陣に対する責任追求が強まる中、これらの従業員らは会社側が要求を受け入れるまで業務を停止することを明らかにしており、ストライキ期間中の従業員のケアのために総額100万ドルの支援をGoFundMeで呼びかけています。
また、米ゲーム業界では労働組合が存在しないことから、今回のようなストライキでは組合による保護を受けられないため、ABK Worker Allianceは組合結成に向けてActivision Blizzard社の従業員全体に組合員証への署名を呼びかけていくとのことです。
先週にはActivision傘下のRaven Softwareにおいて、QAチームの従業員12名が不当解雇を訴えると、別オフィスも含めた60名以上の従業員が抗議ストライキに参加。これに呼応するように昨日にはBlizzardの現役女性職員が著名弁護士を従え本社前で性的ハラスメントを告発する会見を開いています。
これを書いている時点で支援ページ公開から20時間が経ちますが、現在は目標額の1/5となる約19万ドルが集まっています。
”https://kotaku.com/activision-blizzard-devs-announce-work-stoppage-and-str-1848185137””https://www.polygon.com/22825981/activision-blizzard-strike-workers-rights-sexual-harassment”