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[オーバーウォッチリーグ] FA市場解禁が再び延期、混迷を極めるリーグのオフシーズン

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オーバーウォッチリーグを統括するSean Miller氏は、本日まで延期されていたフリーエージェント市場の解禁を再び延期することを明らかにしました。

今オフシーズンのFA市場はルール上先月18日に解禁の予定でしたが、BlizzardとNetEaseの提携解消の影響を受けて12月1日にまで延期されていました。

今回再び延期されたことで、FA解禁は今月23日、最小ロスター5名の登録期限は来年3月13日まで延ばされたことになります。

予定されていた12/1のデッドライン直前で再び延期されたことに対しては、各チームからも批判の声があがっています。

フロリダのAlbert Yeh GMは「最初の延期でさえ十分不満の残るものだったが、何の告知もなしに残り24時間を切った段階での再延期発表はまったく馬鹿げている」とリーグのコミュケーション不足に不満を露わにしています。

また、ボストンのPre GMも「リーグが発表したタイムラインに添ってオファーや交渉を行っていたのに、土壇場ですべてが台無しなってしまうようなことは容認できない。チームも選手もリーグが定めたスケジュールに従い、身を粉にして懸命に働いていたのに」と今回の措置に憤りを感じているようです。

チームによっては当初延期されたスケジュールですでに補強のほとんどを終えたチームもいくつかあるそうで(Avast談)、そういったチームにとっては今回の土壇場での再延期については納得のいかない面もあるのではないかと思います。

年俸制を敷いているOWLではオフシーズン中の契約が遅れることは、その分、選手のサラリーが減ることを意味します(契約中はオフも給与が発生)。

チームによってはその分を補填することもあるそうですが、ほとんどのチームは現状そこまでの余裕はないだろうとジャーナリストのYiska氏は指摘しています。

現時点で来季のリーグ開幕時期については決まっておらず、当初のスケジュールでは早ければ3月との期待もありましたが、1月に予定されていた最小ロスターの登録期限が3月に延期されたことを考えると、シーズン6の開幕は大幅にズレ込むことが予想されています。

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