[オーバーウォッチ2] 「ヘルスパックのハックは止めるべき」-トップ50ソンブラのアドバイスに注目が集まる

Overwatch 2

「ヘルスパックのハックは止めるべき」とするトップ50ソンブラ使いのアドバイスが注目を集めています。

I’m a top 50 Sombra player, if there’s ONE tip I’d give ANYONE on her– STOP hacking healthpacks! (yes seriously)
by u/Questreeehn in Overwatch

ポストのタイトルには若干のミスリードもあるように思いますが、以下、Youtubeでも公開されているそのアドバイスのまとめです。

投稿者は過去4年間ソンブラで常にトップ50に入り、今季はトップ100前後で推移。

ヘルスパックを絶対にハックするなという意味ではなく、常に例外はある(例:コントロールでボールが味方にいるときなど)。トランスロケーターをヘルスパックのためだけに使うことは、ソンブラが持っているポテンシャルを制限することになるというのがこのアドバイスの趣旨。

  • トランスロケーターをデス回避のために使うのであれば、通常は残り25HPであたりで使うことになる。これは実質的にソンブラが175HPしかないのと変わらない。
  • トランスロケーターをヘルスパックへのテレポートのためだけに使うのであれば、集団戦においてロケーターがあれば実行可能な選択肢すべてを排除することになる。ロケーターで素早くオフアングルに移動したり、味方と一緒にダイブしたりといったことができなくなる。ソンブラが劣化したトレーサーと揶揄されるのもこれが理由。
  • ソンブラがハックするヘルスパックは一般的にポイントから離れているため、集団戦からも離れた場所にある。分かりきったことだが、そのために持ち場を離れることで時間を無駄にすることになる。
  • ヘルスパックに戻るために集団戦の場を離れることは、様々なバタフライエフェクトにつながる。もしその場にいればシグマのULTをハックできたかもしれないし、シールドの反対側にいる瀕死の敵を仕留めることができたかもしれない。これはソンブラにしかできない仕事。
  • チームがハックを必要としていた時にヘルスパックから戻る途中だったら…代わりに味方はリスポーンエリアに戻ることになるかもしれない。
  • マップを縦横無尽に走り回るからといって、味方サポートが回復できないと考えるべきではない。ヒールが回る位置取りを練習で身につけることで、キャスディと同じように味方のヒールを貰うことができる。ヘルスパックに頼ることはULTエコノミーの観点からもチームの不利に繋がる。
  • ヘルスパックによる回復では味方サポートのULTチャージには貢献できない。敵にダメージを与えてパックに戻るだけでは、ダメージを回復した相手のULTチャージに貢献するだけで終わってしまう。
  • 以上の点をすべて考慮してより頻繁に長く集団戦に参加することで、ソンブラにとって僅か数秒かもしれない絶好のチャンスを得る機会を増やすことができ、結果的にEMPのビルドアップが速くなることに気付くはず。

逆にヘルスパックのハックはどんなとき行うべきか?

攻撃してくる相手チームが接近して距離を詰めてくるときに、敵味方の間を行ったり来たりするなど、ヘルスパックのハック含め、できるかぎりの仕込みをしておく。一度戦闘がはじまったら、それを利用して有利を作るか、トランスロケーターを破壊して集団戦でできる限りのことをする(ロケーターは集団戦用に使う)。

コツをつかむまでは何度もキルされることになるが、ソンブラのプレイスタイルは死ぬギリギリまで綱渡りのようにプレイすることが重要になる。

アドバイスの内容にはやや曖昧で主張が矛盾する点もありましたが、要するにヘルスパックのハックや回復のためだけににトランスロケーターを使うのは味方を数的不利にするのと変わらないのでロケーターは逃亡/回復目的ではなく、できるかぎり集団戦を有利に進めるために使えということですかね。

割りと当たり前のことを言っているようにも思えますが、それができてないプレイヤーが多いということかもしれません。OWLの試合でも普通に戦線離脱にロケーターが使われることはあるので、ケースバイケース、意識の持ち方の問題ということでしょう。

尚、ソンブラの常設ロケーターと常時ステルスについては、そのどちらかがシーズン4以降のリワークで廃止される可能性が示唆されています。

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