まだリリース前にも関わらず、ライフウィーバーの通常アビリティである「ヒーリング・ブロッサム」を効率的にプレーするためのデータとそのメソッドが注目を集めています。
多項式関数といった、数学に疎い人間にとっては馴染みのない言葉も並んでいましたが、考え方自体はいたってシンプルなので、以下、難しいことは無視して、要点だけに絞った簡単なまとめとなります。
尚、以下で紹介するデータは、昨日アーロンから明らかにされたヒーリング・ブロッサムのバフを考慮した数値となっています(最大チャージ1.2→1.0秒)。
ヒーリング・ブロッサムはチャージ50%が最も効率が良く、リロードせずに2秒間ソーン・ボレーを使うことで、最大限の価値を引き出すことができる。
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- 上のグラフは横軸がチャージ時間、縦軸がHPS(1秒あたりの回復量)。
- 赤線はリロードを考慮しない場合、青線はリロードを考慮した場合。
※ヒーリング・ブロッサムの弾薬は12
- 3本ある縦の破線は1本目がチャージ時間0秒(タップ)の場合で、HPSは33.333/22.43(リロードなし/リロードあり)。2本目はチャージ時間0.5秒の場合で、HPSは46.875/39.648。3本目はチャージ1秒の場合で、HPSは50/44.957。
※最大チャージ(1秒)で65回復することが可能ですが、硬直時間やリロードも考慮するため65 HPSとはならないので注意。昨日の記事ではこの点について誤りがあったので訂正しています。
- このデータだけを見ると、3本目(最大チャージ)が最も効率がよいだけでは?と思うかもしれない。しかし、「効率」と「効果」は異なる。ライフウィーバーのプレイスタイルには他にも様々な要素が含まれる。例えば、ヒーリング・ブロッサムのチャージを0.5秒にとどめることで、チャージの移動速度-25%ペナルティを緩和することができる。約5 HPSを犠牲にすることで、より速く移動することができる。
※正確には44.957 – 39.648 = 5.309 HPSになると思われます。
- しかし、チャージ量が半分ということは、それだけリロードの回数が増えるため、その点を考慮すると、移動速度アップの恩恵だけでは十分とはいえないが、「50%チャージ」には移動速度アップ以上のメリットが存在する。
- ライフウィーバーは武器をしまう(交換)することで、リロード時間が経過すれば自動的に弾薬が補填される(ボール、トールビヨン、マーシーと同じ仕様)。つまり、ブロッサムが切れたらソーン・ボレーに切り替え、自動リロード時間中にボレーを撃つことができる。
- 先行体験したコンテンツクリエーターは、ソーン・ボレーはヒーリング・ブロッサムよりも早くULTをチャージできることに注目していた。ブロッサムのチャージを半分に抑え、ボレーと併用することで、5 HPSを失うだけで、より早くULTを溜めることができる。
- 私見ではあるが、回復出力を同レベルに維持しながら、同時により多くのダメージを与えることで、「50%チャージ」はより効率よいテンポで戦うことができる。詰まるところ、5 HPSはそれほど大きい損失ではない。
注意点:
1.75秒のブロッサムの自動リロード終了までに最低でも22発か40発のボレーを撃つことができる。何故2通りあるのかというと、自動リロードの開始時間が武器を持ち替え始めた時か、持ち替えた武器を握った時なのか検証できていないため(前者の場合、射撃時間は実質1.25秒)。
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内容の割りに無駄に長いポストでしたが、要するにフルチャージも50%チャージも回復量にそこまで大きな差がないので、それなら移動速度アップの恩恵と武器スワップでダメージを与えてULTの回転数を上げたほうが、ライフウィーバーのプレイスタイルとしてはより効率的にプレーできるということかもしれません。