オーバーウォッチリーグ初年度の不祥事により、プロシーンを追われることになった元ボストンのDreamKazperが数年ぶりに競技シーンに復活することになるようです。
ANNOUNCING “PRISON FUGITIVES” ROSTER FOR @owpathtopro
🛡️@confusionkys
⚔️ @YZNSA_
⚔️ @Aspire_OW
⚔️ @DreamKazper
💉 @ReimeiKessen
💉 @prov1de
💉 @m3owcy pic.twitter.com/ZiNkAECEHt— Cold Bath (@ColdBathOW) September 15, 2023
これは本日、「プロへの道」(オープンディビジョン/コンテンダーズ)参戦を表明した”Prison Fugitives”というチームのロスター発表で明らかになったもので、元リーガーのAspireやProv1de、そしてファラ神のYZNと共にDreamKazperの名前が確認できます。
アカウントを見る限り本人で間違いないようですが、2018年4月に事実上引退してからは、2019年に一度仮名を使ってオープンディビジョンに参加して以来の競技シーン復活となります。
現役当時はNA最高のフレックスDPSのひとりに数えられていた同選手ですが、当時14歳の未成年女子に対する不適切な行動で引退を余儀なくされることになりました。
2020年には一時的に配信活動を再開しようとした矢先に激しい批判を浴び、すぐに活動停止していましたが、ひさしぶりにOWシーンに姿を現すことになります。
今回のメンバーには共通点があるようで、Aspierは今年6月に元交際相手の未成年少女に対するグルーミング疑惑で所属していたバンクーバーを解雇されています。
同じくProv1deも、昨季開幕直前に当時未成年の女性から告発を受けて、入団したばかりのロンドンを解雇されたという過去があります。
さらにYZNもつい最近に当時の交際相手に卑猥な画像を送り付けていたり、ウィントレードやブースト行為などが暴露されたばかりです。
その他のメンバーにも同じようなキャンセルや告発があったようで、チーム名の”Prison Fugitives”(脱獄囚)という意味も、こういった曰く付きの過去に肖っているのかもしれません。
今のところコンテンダーズNAとEUのスケジュールが不明なため、年内どの大会に出場するのかは不明ですが、いろんな意味で楽しみなロスターと言えますね。