[オーバーウォッチ2] 勝率50%収束についてOW開発エンジニアがコメント

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先日、OW開発エンジニアのMorgan Maddren氏が、自身のSNS上で行っていたマッチメイキングに関するアンケートについて、当ブログでも触れておきたいと思います。

Maddren氏が行った「マッチメイカーが正しく機能していれば、すべてのプレイヤーの勝率は50%に向けて収束していくだろうか?」というクイズ形式のアンケートでは、35%が「事実であり説明がつく」、28%が「間違い」と答えていましたが、これについて同氏は以下のように説明しています。

もし、マッチの50%を越えて勝っている状態であれば、MMRは上昇するため、マッチはより難しいものになり、50%を超える勝率を維持することは難しくなるはずです。勝率が50%未満のときはこれとまったく逆のことがおきます。

したがって、マッチの約50%を勝っている状態であれば、MMRは安定した均衡状態にあるといえます。

これは一般論であり、場合よっては(MMRが極めて高いプレイヤーなど)はこのように機能しないこともままありますが、ほとんどのプレイヤーは主にこの原理によって、長期的には50%にとても近い数字になります。

無印時代からマッチメイカーが「可能な限り予想勝率50:50の試合を組もうとしている」ということは、当時の開発者からも度々説明がありましたが、勝率が最終的に50%付近に収束するようであれば、マッチメイキングは正常に機能しているということかと思います。

とはいえ必ずしも50:50のマッチメイキングが組めるわけではないことは、無印当時の開発者も話していたとおりで、極端な例えとしては、20:80と80:20のマッチを繰り返しても勝率は50%に収束しますが、長期的にMMRが均衡していることと、目の前の試合が50:50で公平になるかはまた別の話なので、その点には留意する必要があるかと思います。

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