昨日、開発中止が報じられたPVEストーリーモードですが、2022年にBlizzardを退社した元開発者から、PVEキャンペーンのストーリー内で一体何が起きていたのかが明らかにされています(ポストは削除済み)。
I worked for like a month on this shot. I would later go on to work on several scenes for the campaign mode in game. None of which will ever see the light of day. You would see zenyatta standing on his own two feet, and they killed Reinhardt at some point in the story. https://t.co/zUtJ92LV0U
— Fox (@WolfNamedFox) March 23, 2024
シネマティックチームに所属していた元開発者のコメントまとめ
このショットの制作には1ヶ月ほどかかった(ポストの動画)。その後、ゲーム内のキャンペーンモードのいくつかのシーンに取り組んだが、そのどれも日の目を見ることはなかった。ゼニヤッタが自分の足で立っている場面を見ることができるし、ストーリーのどこかの時点でラインハルトは殺された。
自分は2つの短編アニメのストーリーを提案した。1つは友人と提案したもので、ルシオのコンサートがヌルセクターのボットによって襲撃され、ルシオはすぐに行動を起こしたものの、結果的に誰かを救うことはできないというもの。最後にはゼニヤッタが登場して、その会話の中で、ルシオがゼニヤッタからヒールパワーを学ぶことをほのめかしている。
もうひとつはゼニヤッタの短編で、彼をソンブラと対峙させた。ソンブラは彼の機能をハッキングして、心理的なダメージを引き起こす。彼は自身の感性、存在意義、人生の目的といったものに疑問を抱くようになるが、最終的には平穏を心に取り戻すことに成功する。
どちらの案も上層部にきっぱりと拒否された。
OW2は続編ではなく、クールなグラフィックスと美しいアップグレードを伴う拡張であるべきだった。Blizzconに間に合わせるために、トレーラー完成に全力を尽くしたのに、開発地獄にはまるほどの大幅なゲームの遅れを知ってとても腹がたった。
オーバーウォッチ2が正式に発表されたのは2019年のBlizzconでした。それから正式リリースまでに3年の時を要することになりますが、当時公開されたシネマティックトレーラー「Zero Hour」は多くのファンの心を捉えた名作です。
追記:
Apropos of nothing… don't leak NDA shit, especially on main. I wish I didn't have to spell this out, but you can be sued to oblivion!
— Jorge Murillo 💙 (@TheHornetsFury) March 23, 2024
冒頭のXポストは同じ元開発スタッフから、NDA違反で訴えられる可能性を指摘され、既に削除されたようです。