本日、オーバーウォッチ公式ブログ「ディレクターの視点」が更新され、ゲームディレクターのアーロン・ケラー氏から、シーズン10に向けたベンチャーと新シーズンの展望、そして、そのベンチャーはじめ、ジャンカークイン、ラインハルト、ボール、ソンブラ、トレーサー、モイラ、ルシオ、イラリー、ライフウィーバーら各ヒーローの調整方針などが明らかにされました。
既に日本語ページも公開されているので、以下、その引用と簡単なまとめになります。
- 先行体験ではベンチャーがクイックのピック率でトップを達成
- ベンチャーのストーリーについてはシーズン10開幕直後に公開予定
- 先行体験が非常に好評だったので、ベンチャーは早期のランク解禁を予定
- ドリルダッシュとクラバーをバーストダメージから継続ダメージ寄りに再調整。ULTは上方向へのノックバックも減らす予定
- タンクはジャンカークイーンのカーネイジ、ラインハルトのアースシャターの突破力高めるバフを予定
- レッキング・ボールはノックバックが発生しない低速時のフックのCDを減らし、フック展開中にジャンプキーを押し続けることで、フックをかけた先にワイヤーを回収しながら移動可能にする。また、アダプティブシールドは、シールド発動後に再度発動すると味方に最大300(各自最大75)の追加ライフを付与可能
- ダメージはソンブラとトレーサーに微調整を予定。ウィルスは継続ダメージを100から90に減らす。トレーサーはアビリティの使いやすさを少し抑え、プレーに精度を要求するような変更を予定
- サポートはモイラ、ルシオ、イラリーのパワー配分を再調整し、全体的なパワーはそのままに、単一のアビリティにパワーが偏らないようにする。イラリーはメイン攻撃の硬直時間が0.2秒から0.25秒に長くなる一方、サブの回復量は秒間105から115に増加
- 上記3名とは別にライフウィーバーを若干パワーアップさせる予定
- 明日公開の新たな開発アップデートではランクマッチで予定されている変更点にてついて説明
ディレクターの
視点:ベンチャーの デビューに 向けて 皆さん、
こんに ちは! ここしばらくの 間は 多忙だった こともあり、 久しぶりの ブログ更新となりました。 さっそく 本題に 入りたいと 思います。 まずは
新ヒーローの 「ベンチャー」に ついて 話しましょう。 皆さんからの ベンチャーに 対する 歓迎の 声は、 とても 嬉しかったです。 自分の 好きな ことに すぐ 夢中に なってしまう、 あの 性格に 魅了される 方が 多かったようで、 早くも ベンチャーの バックストーリーや 性格に 関する 質問が 多く 寄せられています。 私も ベンチャーが 岩を ガリガリ 食べるのかどうかは 知りませんが… それは ともかく、 ベンチャーは おかげさまで、 週末の クイック・プレイにてピック率トップを 達成しました。 ベンチャーの ストーリーと 開発秘話は シーズン10の 開幕直後に お伝えしますので、 どうぞ お楽しみに。 ベンチャーの
英語版の 声を 務める Valeria Rodriguezさんの 演技力も、 ベンチャーが ここまでの 人気を 集めた 理由の 1つでしょう。 私たちも Valeriaさんの 活気や 演技に 対する 情熱、 ベンチャーと Valeriaさんが 持つ個性の シンクロぶりに 「これは バッチリだ」と 思っていました。 たくさんの 方が Valeriaさんの 「オーバーウォッチ」への 参加を 歓迎していて、 私たちも 嬉しい 限りです。 ベンチャーの
調整前の アビリティにも、 トライアルを 通じて 好意を 持って もらえたので、 とても 嬉しかったです。 バランス面でも 好感触を 得ることができ、 これなら ベンチャーを 早期に ライバル・プレイで リリースできると 自信を 付けることができました。 どの 程度ライバル・プレイでの デビューを 早められるかは わかりませんが、 ベンチャーは すでに、 自分で プレイしても、 相手に しても 楽しい、 安定した ヒーローと 言えるでしょう。 アビリティの 大変更は 今の ところ 不要と 判断していますが、 今後も ベンチャーの ゲームプレイに 関する フィードバックには 注視していきたいと 思います。 ベンチャーの
交戦と 離脱を テンポよく 切り 替えられるのが 良いとの 声も 多く 上がっています。 ですが、 シーズン10を 前に 少しだけ、 ベンチャーに 調整を 加えたいと 思います。 具体的には、 「ドリル・ダッシュ」と 「クラバー」 (近接攻撃)の ダメージ特性を、 バースト・ダメージ (ダメージの 集中発生) 寄りから、 継続ダメージ寄りに 修正し、 「テクトニック・ショック」の 上方向への ノックバックを 減らす予定です。 もちろん、 シーズン10では ベンチャーへの 微調整と 並行して、 さまざまな ヒーローに 変更を 加えていきます。 まず、 タンクヒーローへの 変更から 説明していきましょう。 シーズン9の 大変更以降の ジャンカー・クイーンの 「カーネイジ」と ラインハルトの 「アースシャター」の 突破力を 高めるべく、 これら 2つの 性能を 引き上げます。 シーズン10で 特に 大きな 変更を 加えられる タンクヒーローは レッキング・ボールです。 ノックバックが 発生しない 低速に おける 「グラップリング・フック」の クールダウンを 減らし、 フックの 展開中に メイン攻撃か ジャンプを 押し続ける ことで、 フックを 引っかけた 先へと ワイヤーを 回収しながら 移動できるように する 予定です。 「アダプティブ・シールド」の 仕様にも 変更を 加えます。 今後は、 シールド発動後に もう 一度 発動する ことで、 付近の 味方に 追加ライフを 最大300 (各味方に 最大75) 与えられるようになります。 味方を 防衛し、 交戦を 仕掛けると いう、 私たちが タンクに 求めている 能力を 向上させる ための 変更です。 ダメージヒーローに
ついては、 ソンブラと トレーサーに 微調整が 行われます。 ソンブラの 「ウイルス」は、 バースト・ダメージが 顕著に なった ため、 継続ダメージの 度合いを 100から 90に 減らします。 トレーサーは シーズン9での 変更後、 かなり 強くなっています。 彼女は、 アビリティの 完成度が 高いこともあり、 「オーバーウォッチ」シリーズの 中でも 特に 調整・変更の 少ない ヒーローでした。 ですが、 アビリティの 使いやすさを 少し 削り、 これまで よりも 若干精度を 要するような ゲームプレイを 目指すべく、 微調整を 行う ことを 検討しています。 サポートヒーローの
調整内容に 移りましょう。 今回は モイラ、 ルシオ、 イラリーの パワー配分を 調整します。 1つの アビリティに 偏っている パワーを 別の アビリティに 移す ことで、 全体的な 力加減を その ままに、 この ヒーロー3名の バランスを 調整したいと 考えています。 イラリーを 例に 挙げると、 メイン攻撃の リカバリー時間が 0.2秒から 0.25秒と 長くなる 一方で、 サブ攻撃の 秒間回復量が 105から 115に 増えます。 この 3名の 調整と 並行して、 ライフウィーバーを 若干パワーアップさせます。 優れた パワー・バランスを 目指すべく、 今後も ライフウィーバーの パフォーマンスには 注視していきます。 先日公開した
開発アップデートを すでに ご覧に なった 方も 多いかと 思います。 私たちも、 バトルパスを 介した 新ヒーローの アンロック廃止などの、 今後の 変更を とても 楽しみに しています。 シーズン10、 そして 今年の 「オーバーウォッチ 2」を 盛り上げる 変更は ほかにも まだ ありますので、 どうぞご期待ください。 明日、
新たな 開発アップデートを 公開します。 ライバル・プレイで 予定している アップデートの 内容、 そして 誰もが 安全に 「オーバーウォッチ 2」を 楽しめるように するべく 私たちが 進めている 取り組みに ついてお話ししますので、 こちらも ぜひご覧ください。 今回の 「ディレクターの 視点」は 以上です。 シーズン10の 開幕は 4月17日。 次の シーズンも どうぞ心ゆくまで お楽しみください。 ともに 素晴らしい ゲームを 作っていきましょう!