[OW2] ヘッドショット耐性とアーマー軽減仕様変更の検証まとめ-HS倍率は最低1.5倍保証など

Overwatch 2

本日のアップデートで追加されたアーマー仕様変更と、タンクのヘッドショット耐性の簡単な検証結果がポストされました。

Some observation and math around the new armor and headshot changes.
byu/SoccerStar9001 inCompetitiveoverwatch

以下は検証結果のまとめになりますが、検証動画がポストされていないため、100%正確ではない可能性があります。より詳しい検証結果がポストされた場合は改めて記事にします。

パッチ変更内容:

  • タンクはヘッドショット由来のクリティカルを25%軽減
  • アーマーの軽減を単発ごとに一律5ダメージ軽減(ダメージ10未満の場合は最大で50%)
  • ビームのダメージには今回のアーマー仕様変更は適用されず、以前の-30%軽減のまま。これはザリアとモイラで検証。

OW1ではビームのダメージにも-5/50%軽減が適用されていましたが、ビームの対アーマーダメージは以下のような計算になります。

ビームは全武器1秒あたり20ティックするので、フルパワーザリアの1ティックは9.5ダメージです(DPS 190 / 20 = 9.5)。

ダメージ軽減-30%:9.5 * 0.7 = 6.65(DPS 133)
ダメージ軽減-50%:9.5 * 0.5 = 4.75(DPS 95)

検証どおりパッチ後も一律-5/50%ではなく、引き続き-30%が適用されているなら、ナーフにならずに済みます。

  • 継続ダメージ(DoT)にはアーマーによるダメージ軽減効果が発生しない(0%)。これは阻害瓶とヴェノムマインで検証。
DoTもOW1では-5/50%軽減が適用されていましたが、この検証によると、以前の-30%軽減も適用されなくなったみたいです。
  • ヘッドショットの耐性は乗算される。2 – 0.25 = x1.75ではなく2 * 0.75 = x1.5になる。ウィドウ、キリコの倍率2.5のHSもこの法則に従う。

例)ウィドウなら120 * 2.5 * 0.75 = 225

  • ただし、イラリーとソジョーン(レールガン)のHS倍率1.5はタンクのHS耐性を無視する。つまりHSの倍率は最低1.5倍が保証される。

1.5x HS multipliers do not get reduced by the Tank HS reduction passive
byu/SammyIsSeiso inCompetitiveoverwatch

これに関してはRedditに検証動画がポストされています。尚、ホッグのショットガンもHS倍率はイラリー/ソジョーンと同じ1.5倍です。

  • アーマー軽減の適用はHS耐性適用後になる。キャスのHSなら、140 * 0.75 = 105の次に105 – 5 = 100となる。
以前の記事ではアーマー持ちタンクに対するウィドウのHSダメージは( 300 – 5 ) * 0.75 = 221.25と説明しましたが、この検証によると、300 * 0.75 – 5 = 220になります。
  • アーマーとHS耐性は50%のダメージ軽減上限を尊重する。
一部のアビリティを除き、ダメージ軽減は重複しても上限50%が原則です(参照)。

例)マウガのペレット:直撃4ダメージ(距離減衰最低、炎上なし)

–アーマーなし/胴体=4→4
–アーマーなし/頭部=8→6(HS耐性による25%軽減)
–アーマー/胴体=4→2(アーマー軽減50%)
–アーマー/頭部=8→4(アーマー軽減50%、HS耐性は考慮されない)

  • マウガの炎上クリティカルにはHS耐性は適用されない。パッチノートにも「HS由来によるクリティカル」と明記されている。従って、炎上中は頭/胴ともにアーマーなしなら8ダメージ、炎上中もアーマーは考慮され4ダメージに軽減される。
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