北米OWプロチームのNRG Shockに所属するRakattackの配信画面から、同チームの月給が流出し一部でその金額が話題となっています。
配信中にうっかりチームディスコードの画面を映してしまったRakですが、すぐにウィンドウを閉じたものの、そこでは、以下のようなやりとりが確認できます。
Yehhh(GM):
Kellanはすでにチームの契約を検討している
目が覚めたら契約にサインするだろうScissors(ダメージ):
彼のサラリーは僕たちと同じ?Yehhh:
1.7で同意しているCal(サポート):
お、Kellanにオファーしたの?
Kellan + Attack?それとも?Yehhh:
今のところはKellanだけ
前記事でもお伝えしましたが、KellanはKR助っ人タンクとして本日NRG Shock加入が発表されています。
そのKellan契約に関するチームGMと所属選手とのやりとりと思われますが、そこには「1.7」で同意しているとあります。
この1.7は1.7Kつまり1,700ドルで間違いないと思われますが、これが週給なのか月給なのかは意見が分かれるところではあるものの、ファンの間では月給で間違いないだろうとの意見で一致しているようです。
仮に週給1,700ドルだと少なくとも月給約6,800ドルとなり、OWLの最低保証年俸5万ドルの月割4,166ドルを大きく上回ります。
たとえ米最大手esportsチームのNRGといえども、現在のOW競技シーンにそれだけのリソースを割けるとは思えないので、大物とは言えない所属選手の実績を考慮すると、やはり月額1,700ドルが妥当ではないかと思われます。
日本円だと約25~万円程度になりますが、米国の物価や住宅事情を考えるとこれだけで暮らしていくのは決して楽ではないはずです。
先日引退したHawkやNAのOWプロは口を揃えて、今のOWプロシーンではOWLレベルのサラリーは期待できないため、チームのサラリーや賞金額だけでは生活していけないとぼやいていました。
今年4月に引退した、ヘッドコーチとして昨年のOWL優勝経験もあるGunbaからは、OWL解散後はOWCSチームでコーチをしながら生活保護を受けていたという衝撃的な告白もありました。
今では一部の大手チームを除き、欧米OWプロのほとんどが、所属チームのサポートを受けつつ、サラリー、賞金、配信、コーチング、OWL時代の蓄えなどでなんとか生計を立てているのが現状ではないかと思います。
尚、このやりとりではKellanに加えてAttackの名前が出てきましたが、同選手は先日Fnatic退団が判明しており、Kellanがオフタンクが得意でないことを考えると、AttackのNRG入りも近々発表されるかもしれません。
週1,700ドル?月1,700ドル?週給で何ヶ月か休みがあるならなかなかの条件だけど、住宅費がカバーされていたとしても月給ならひどいね
ほぼ月給で間違いないよ、聞いた限りではほとんどのプロが賞金なしでは生活できるほどのサラリーは貰ってない
賞金は9対10で配分されるけど、ほとんどのチームはサラリーは払ってないと思う。Toronto、Falcons、CRみたいな大手は例外だよ
週給どころか、ステージごとに1,700ドルの可能性すらあるよ
みんなOWプロが配信活動していることを忘れているね
↑だからといって、生活できないほど低いサラリーを正当化することにはならないけどな
1日に8時間練習してるんでしょ?それだけのサラリーは保証されるべきだよ
↑それは幻想だね、チームもスポンサー収入は僅かだし、すべてのT1プロがフルタイムでプレーできてるわけじゃない