『OWCS KOREA ステージ2』観戦ガイド

[試合レポート] OWCS JAPAN STAGE 2|WEEK1 DAY2-ハチミツ工場Hofacの大爆発、Ta1yoのIQ500ウォール

Overwatch Champions Series

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OWCS JAPAN STAGE 2|WEEK1 DAY2(8/13)

TELOMERE 3-2 LAZULI

POTM:Hidden

TLM

ロスター
タンク
  • PetePete(日本)
ダメージ
  • Amateru(日本)
  • Sour4(日本)
サポート
  • Hinis4ku(日本)
  • Sizuku(日本)

全国高校NO1チームのTELOMERE/N高は初戦から優勝候補のLZと対戦。年齡制限の関係からタンクのSorasukeくんに代わり他校のPetepeteくんが関係者合意のもとレンタルで加入しています。試合は0-3という結果に終わったものの、Amateruキャスディ、Petepeteマウガ、Sour4ファラもプロ顔負けのプレーを披露。スラバーサではポイント奪取まであと一歩に迫りました。高校生とはいえ、OWCS KRでは彼らと同年代の選手が活躍しており、彼らがそう遠くない将来に日本の競技シーンを沸かせることになっても不思議ではありません。無限の伸びしろ達が目指すは大会ポイント初奪取です。

LZ

ロスター
タンク
  • Leonopteryx(日本)
  • Godsam/Masdog(日本)
ダメージ
  • Hidden(韓国)
  • Schwi/IMP(韓国)
  • CC2(日本)
サポート
  • Neivis(日本)
  • Kiru01(日本/レンタル)
  • Sakume(日本/レンタル)

オープン予選の試合内容から打倒VLの筆頭候補にも挙げられるLZですが、初戦はプロとしての貫禄を見せつけ高校チャンピオンに3-0の危なげない勝利。格下相手とはいえ前評判どおりのパフォーマンスを披露しています。KR助っ人のHiddenは本職DPS以外でもイラリーで容赦ない火力を披露。前INSコンビのLeonopteryxとマウガで出勤の社会人タンクGodsam、前NMBのCC2ハンゾー、元リーガーのSchwi、レンタル組のKiruとSakumeも期待どおりのパフォーマンスを見せました。とはいえ、やはり真価が問われるのは、VLやINSといった上位陣との対戦が続く次戦以降になるでしょう。

NYAM GAMING 3-2 MFC X SUPREME

POTM:Dox

NG

ロスター
タンク
  • Dox(韓国)
ダメージ
  • Daisy(日本)
  • Scaret(韓国)
サポート
  • Mimoza(日本)
  • Ydot(日本)

歴戦の強者集団MFC相手に2戦連続のフルセットをものにし、初戦王者VLを追い詰めた実力がまぐれではなかったことを証明しています。Scarletがエコーとゲンジで最大限の価値を発揮し、苦しい場面で打開力を発揮するなどチームのピンチを再三に渡り救っています。今はなきPANDIAから加入したDoxはマウガ、ラマットラ、シグマ、ウィンストンといった幅広いピックで勝利の立役者となりました。国内組との練度が今以上に上がってくれば、優勝も十分狙える位置にいると思います。

MFC

ロスター
タンク
  • Romani(米国/トルコ)
ダメージ
  • Ta1yo(日本)
  • Kilaa(フランス/日本)
  • Aokigahara(日本)
サポート
  • Supreme(韓国/日本)
  • Frogger(オーストラリア)

二度のマップリセットとフルセットまでもつれたNMB戦に続き、この日も優勝候補の一角NG相手にフルセットの熱戦を演じています。特筆すべきはサーキット最終でチームを救ったTa1yoメイのファインプレーです。相手のEMPを予測し、壁でスノーボールに蓋をすることでブリザードの無力化を未然に防いでいます。敗れたとはいえ、この試合でも絶好調のRomaniとKilaaの3人で形成する前線は、今大会でも屈指の破壊力を見せつけています。初Ajaxで調子のあがってきたFrogger含めて、最後まで大会を沸かせてくれることは間違いなさそうです。

Daisyのメンタルをへし折ったIQ500ウォール

REVATI 3-0 NMB

POTM:Hofac

REV

ロスター
タンク
  • Fearful(韓国)
ダメージ
  • Harutoon(日本)
  • Hofac(韓国)
  • Solace(日本)
サポート
  • Epic(日本)
  • NHZ(日本)

この日の試合も主砲Hofacの独壇場で幕を明けました。今大会もしばらくはこの男がNO1ヒットスキャンの座に座り続けることになりそうです。難攻不落ゆえにレイドボス化したFerafulウィンストン、そしてHarutoonトレーサー含めたこの前線3人を崩すのは、トップチームでも至難の業です。阻害で起点となったEpicアナとNHZブリギッテも鉄壁のディフェンスを展開。危なげない勝利でしたが、次戦、フィジカルモンスターズのMFC戦も熱い戦いなることは間違いないでしょう。

Hofacの名前の由来はデビュー当初の名前”HoneyFactory”から来ています。どのチームも羨むフィジカルモンスターの愛称が「ハチミツ工場」というのもこの名前が由来となっています。

NMB

ロスター
タンク
  • Nsesl(日本)
ダメージ
  • Newj(日本)
  • Piece(韓国)
  • Bambie(日本)
サポート
  • Keiou(日本)
  • Jisoo(日本)
  • Menhera(日本)
  • EuclidEUC(日本)

前日の試合でフィジカル集団MFCと死闘を演じたNMBは、この日もHofacというとてつもないフィジカルモンスターを相手にすることになりました。序盤から圧倒的なHofacの火力に手を焼き最後までリズムを掴むことはできませんでしたが、そんな中でもNewjeans、Nsesl、Pieceといった10代トリオは可能性のあるプレーを随所に見せていました。今回ばかりは異次元の火力に屈しはましたが、スラバーサ終盤では今後に繋がる粘りも見せています。ナメクジのごとき粘りはここからが見せどころです。

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