先日、来季OWCSのヒーローBAN採用の可能性を示唆した元OWコーチ兼コンテンツクリエイターのOcie氏から、来季OWCSのアーリーインプレッションがポストされたので、以下、その引用となります。
OWCS Next Season (Early Impression)
The Good:
– Team Skins
– More Broadcasts
– Relegation System
– T2 can reach T1 (Which should result in more T2 investment)
– FACEIT League actually means something, and isn’t a distraction from OWCS
– More LANS (3 instead of 2)
– Content…— Ocie オシ || 오시 (@Coach_Ocie) December 3, 2024
良い点
- チームスキン
- より多くのライブ配信
- 昇降格システム
- T2チームがT1チームになることができる(これによりT2への投資が増える)
- FACEITリーグが実際に意味あるものとなり、OWCSに干渉するものではなくなる
- LAN開催が増える(2から3開催)
- コンテンツクリエイターへのサポート(初年度で増えたが来季はさらに増加が期待される)
- そのサポートのおかげで、OWL時代よりも多くのコンテンツクリエイターがプロシーンに関するコンテンツを作成しており(Tommathan, CX, Unter, OBSSojourn, Spilo, ATP, Ocie, etc)、来季はさらに増えることが期待できる
- スケジュール化された試合(スイスドローのランダムな形式ではなくよりアジア地域に近い形式)
- NA/EMEAとアジア地域間でのシステムの統一
- 大会観戦システムは今シーズンを通して改善された
- 大会開催のプロダクションがシーズンを通して大幅に改善、ストックホルムがよい例
- 来季の1回目と3回目のLAN開催地
- 中国が復活、オーストラリアがパシフィック地域に編入。中国がシーンに戻って来るために直接的な投資が行われるだろう
- LAN開催の質は来季も改善が続くことが見込まれる(Finalsでのオーケストラ演奏はトップレベルの演出だった)
- T1(※OW復帰が決まった韓国最大手のチーム)などの組織による投資が有望視される。前述のとおり、これらの組織はT2シーンにも投資する可能性が高い。一方で2026年の後半か2027年までにはコミュニティ運営によるグラスルーツ組織がT2シーンに現れT1に到達する可能性もある
- オフシーズンが短い、OWLからの大幅な改善
- 試合の質の向上(アジア形式の対戦スケジュールで各ステージで強豪同士の対戦が増加)
どちらとも言えない/未定
- ヒーローBAN(個人的には好みではないが、適切に実装されれば競技シーンにプラスの影響があると考える。来シーズンはほぼ確実にヒーローBANが導入される。個人的な理由でサウジで開催された大会を観ていなかったとしても、ヒーローBANについて意見することは許されるべき。ライブ配信中のダウンタイムを減らし、チームがヒーローBANを考慮したより合理的なスクリムができるようにマッププールを縮小することを期待)
- 将来的なアリーナでのLAN開催の可能性(憶測/噂の域)
- 配信増加で新人キャスターのチャンスが増加。ただし、新規枠追加の保証はない
- OWL同様にゲーム内との連動の可能性(メニューでライブマッチとスケジュールの表示など)
悪い点
- 2回目のLAN開催地
- アジア地域にはT2シーンがない。降格チームは下部リーグではなくオープン予選に回ることになる。とくに韓国地域への打撃
- ニュージーランドがパシフィックに編入されないため、引き続き地域外枠として扱われる可能性がある。2025年の概要説明ではオーストラリアのみ編入と記されていた