[OW2]「マーベル・ライバルズの存在がパークやスタジアムの開発に火を付けた」という主張に異を唱えるOWCSキャスターのポストが話題に

Overwatch 2

マーベル・ライバルズの登場で、OW開発チームは慌ててパークやスタジアムといった新要素を開発したのではないか?とのネットの主張に異を唱えるOWCSキャスターのAVRL氏のポストが多くの支持を集めています。

先日の「スポットライト」発表後には、OWに批判的なプレイヤーからは、パークやスタジアムはマーベル・ライバルズの台頭により、危機を感じた開発チームが急遽開発したものという見方もありましたが、AVRL氏は以下のような点をあげてそれらの批判的な意見に異を唱えています。

シニアシステムデザイナーのガビン・ウィンター氏は、彼がBlizzardに入社してからの4年間、スタジアムモードには専用のチームが多くの時間を費やしてきたと話しており、あるゲームエンジニアは数年間このモードに取り組んでいると話していた

2023年5月16日にPVEミッションの開発中止が明らかになったが、キャンセル発表の一年前には既に開発内部では中止になっていたとの噂もあり、2022年に前半にPVE開発からスタジアム開発への異動があったと仮定すれば、ウィンター氏が述べたタイムラインとも一致する

今から1年半前にはパークの初期テストの場になったと考えられるディアブロのイベントモードが登場しており、キャンセルされたPVEモードのスキルツリーなどの資産をPVPモードの新たな方向性として再利用することはとても理にかなっている

スタジアムはその結果として誕生し、キャンセルされたPVEヒーローミッションを今のゲームの形にフィットするように取り入れたものと考えるべき

つまり、マーベル・ライバルズが登場した2ヶ月間で開発が進められるようなものではないということ

マーベル・ライバルズでも導入されているヒーローBANについては、MRの登場が影響していたことは明らかとなっているが、それ以外の多くの機能は以前から開発が進められてきた

アーロンもMRでBANが実際に機能しているのを見て、以前から検討していたBAN導入を決めたと話しています。

OW2ではバトルパスによる新ヒーローのロックなどいくつかの誤った決定を撤回してきたが、批判的な人々はそのことに触れることはほとんどない。マーベル・ライバルズではベータテスト当初にヒーローの課金アンロックが確認されていたが、OW2での反発を踏まえて最終的にはこれを撤回している

TPS視点の導入についても、ウィンター氏は「信じてもらえないかもしれないが非常に長い時間をかけて取り組んできた」と話しており、TPS視点ではエイムが難しく、その違和感を取り除くために、カメラの調整に多くの作業が必要だったと話している

マーベル・ライバルズがTPSだからといって、魔法のように一夜にしてTPS視点ができあがるようなものではない

開発はパークやスタジアムといった大掛かりなアップデート以外にも、既存コンテンツのアップデートに加えてバランス調整、そして、新ヒーローや新マップそのほか多くのものに取り組んでいたことは言うまでもない

マーベル・ライバルズの存在が新規要素の発表次期を早めた可能性はあるかもしれませんが、いずれにしても、アーロン自身がインタビューで話していたように、本当の意味での競争相手が生まれたことは、プレイヤーにとってはむしろ歓迎すべき出来事と言うべきでしょう。

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