OWCS EMEA1位として今月開催の「SOOP OW2 CUP」招待出場が決まっているVirus. proですが、同チームの韓国人ヘッドコーチSMASH氏が、今季選手をリクルートした際のプロセスを明らかにし、ファンの関心を集めています。
Coach SMASH on recruiting Koreans for Virtus.pro (NineK’s OW Uni Ep.20)
byu/HeadNo4379 inCompetitiveoverwatch
以下、現在Team Falconsのヘッドコーチを務めるNinek氏のポッドキャストに出演した際のコメントまとめになります。
- VPコーチ就任後、20名以上の選手にリクルート関連の連絡を取った
- 最優先ターゲットはタンク枠がD0nghak、DPS枠がKevster、サポート枠がIzayakiだった(※いずれも獲得できず)
- D0nghakはとくにこのプロセスで難しかった。彼はKevsterが獲得できれば加入できると言ったので、「本当に彼を獲得できたら加入する?」と聞くと「考えておく」というような曖昧な返事だったので、キルしたくなるほどイライラした(笑)
- 最初にSomeoneとMer1tにも簡単な連絡をとったが、すぐに興味を失った(※おそらく獲得できる可能性が低いため)。Knife、Checkmate、Viper、Bliss、Opener、Kallen、Seicoeにも接触したが他のチームに獲られてしまった
- Babelにも連絡を取り、1ヶ月間フィードバックを提供し続けたが、残念ながら兵役があるため話が流れてしまった。軍が才能ある選手をすべて連れていってしまう
- フレックスDPSを探し続けている途中、JaeWooから最初に連絡があった。当初、彼はまだ若すぎることと、海外での苦労が予想されること、そして英語がほとんど話せないことから、私のリクルートリストには入っていなかった。しかし、直接話を聞き、彼の向上心を知った後、強力な味方を手にしたような、感謝にも似たような気持ちになった。JaeWooの振る舞いはとても愛らしく、特別な愛情を込めて育てている
- JaeWooの加入が決まった後は、次のターゲットはすぐにFixaに決まった。Fixaは完璧でルシオとブリギッテが得意で英語も堪能だった
- Galaa(※現在EU最高のサポートの一人)は引く手数多だった。競争相手は4~5チームほどあり、Galaaをリクルートする際、「他のコーチの下では君本来の実力を発揮できないだろう」と伝えた。現在、Galaaはチーム内で最高のサラリーを得ている
- Galaaはメインサポートとしては平均的だが、フレックスサポートとしてヨーロッパのJjonakを彷彿とさせるランクモンスター。平凡なフレックスサポートを獲得するよりも、Galaaをフレックスサポートに置いて、代わりにメインサポートを獲得することにした
- 現時点でGalaaが韓国人選手と自信を持って戦えるヒーローはジュノとイラリーだけ。Galaaはジュノに関して言えば、Chiyoと同等かもしくはそれ以上のパフォーマンスを見せていると自信を持って言える。他のヒーローはまだ練習が必要だが、間違いなく彼には可能性がある