デジタルゲーム市場リサーチ会社のSuperDataは、2016年のデジタルゲーム&インタラクティブメディア市場収益ランキングを発表しました。
これによるとPCプレミアムゲーム(F2Pではない購入型ゲーム)市場で最も収益が高かったタイトルが「オーバーウォッチ」となっています。
オーバーウォッチのプレミアムPCゲーム市場における収益額は5億8560万ドルで、2位CS:GO(2億5720万ドル)の二倍の収益を上げています。
SuperDataのリポートによると、プレミアムPCゲームは2016年の市場全体で54億ドルの収益をあげており、オーバーウォッチは全体の約10%を占めています。オーバーウォッチ以外の上位4タイトルはすべて2015年以前にリリースされているために、オーバーウォッチとの差が大きく開いたものと思われますが、オーバーウォッチが5月後半にリリースされたことを考えるとPC市場に限っても驚異的な数字であることがよくわかります。
尚、同リサーチによると2017年のプレミアムPCゲーム市場は今年よりもごく僅かに落ち込むと予測されていますが、2018年、2019年には再び収益が上向きになるものと見られています。