中国で開催されているOverwatch Premier Series Summerは、プレーオフ進出を決めたLGD Gamingに対して、所属プレイヤーのランクマッチにおける不正行為を理由に処分を科したことを明らかにしました。
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中国国内では強豪チームとして知られているLGDですが、リポートによると、LGDのメンバーがランクマッチでキューを入れる際に、3人グループと4人グループに別れKings Rowで対戦、その際にお互いに被害が出ないよう引分狙いで故意に試合をスローしたことが、このゲームに参加していたユーザーの動画により発覚したとのことです。
この不正行為を受けてLGDには約300ドルの罰金、不正に関わったプレイヤーには30日間のアカウント停止処分が下されました。また、LGDはOWPSのプレーオフ進出を決めていますが、2回分のマップピックを失う処分も科されています。ただし、処分は科されたものの、件のプレイヤーは金曜のプレーオフ、Lucky Future戦には出場が可能とのことです。
このニュースの後、現地コミュニティの間では、LGDやMYなど中国のトップチームが、所属選手のランキングやスキルレートを基準に選手へのサラリーを支払っているという実態が語られており、こういったことが今回の不正の背景にあるのではないかとも言われています。
”http://www.over.gg/5844/lgd-gaming-punished-for-fixing-ranked-game”