ヒーローピックBANの導入についてヒューストンGMのFlameがコメント、このツィートをきっかけにBANピック議論が再熱しています。
The fundamental problem with OW is the fact that no matter what patch it is there will always be a combination of 6 heroes that is deemed ‘broken’ or ‘optimal’
1 hero ban per team per map would open up so many different compositions and make the game so enjoyable to watch again.
— flame (@flameIRL) 2018年12月28日
「オーバーウォッチの根本的な問題はどんなパッチであれ、常におかしなバランスか最適化されたと見なされているヒーロー6人の組み合わせになることなんだ。」
「各チームがマップごとにヒーロー1体のBAN、これでコンポジションの多様性が大きく広がるし観戦も面白くなる。」
highly doubtful because if a hero became so banworthy that every team banned it it’d be it’s own meta to let it through the ban phase to assume the other team stopped practicing it
— flame (@flameIRL) 2018年12月28日
いつも同じヒーロー1人がBANされるだけになるのでは?というファンの指摘については
「そうはならないだろうね。常にBANされるほどのヒーローなら、どのチームもそいつをBANするし、BANピックフェーズでは相手チームがそのヒーローや構成で練習していないことを前提としたメタになるだろう。」
ただ、ランクマッチや野良ではこの理屈は通用しなさそうですけどね。
[追記2]
CustaもBANピックは賛成なようで、これを導入することで毎回同じ戦術、同じ展開のゲームを見せられることはなくなり試合がより興味深いものになるだろうと話しています1。
[追記3]
Been a fan of hero bans for a long time. Even have used a 2 hero ban (total) system in tryouts to force a meta and/or test leaders’ creativity.
Watching a team adapt to something new is exciting.
Scouting, preparation, strategy, and creativity have more value.
— Aaron Atkins (@Aero_OW) 2018年12月29日
ダラスのAeroコーチも以前からBANピックを気に入っていたようで、トライアウトではすでに1体ではなく2体のBANピックも採用していたそうです。
メタやコンプが制限されたときに、チームが戦術的にどう適応するのかを観るのが面白いということらしい。Custaも同じようなこと言ってましたね。
[追記4]
Hero bans are a bandaid to the fact that ultimates are way too strong and discourage swapping. There's a good reason first points have the most hero diversity, and why every meta comp is the one that allows for the most counters with the least swaps.
— Gunba (@GunbaOW) 2018年12月29日
「ヒーローBANはUltが強すぎてピックを途中で変えづらくしている問題への応急処置にしかならない。ピックが最も多様な場面がマップの第一ポイントになるのもちゃんとした理由があるし、最小限のピック変更で多くのカウンターになるコンプがこれまでのメタになっているのも訳がある。」
ボストンのGunbaコーチは、BANピックには反対ではないにせよ、問題はそこではなくUltが強すぎることにあるということでしょうか。
一方、AvastはBANピックについては否定的のようです。
Can’t wait to see hero bans implemented in my game of 29 characters and have a race to triple dps again.
— Avast (@Avast_o) 2018年12月28日
キャラクターが29人しかいないゲームでBANピックが導入されれば、再び3DPSゲームになるだけで、そんなゲームが待ちきれないと皮肉を交えてコメント。
I don’t think the quality of play would drop tbh just think it’s just going to be every replacing one meta with another because the amount of heroes and their viability is far too limited.
— Avast (@Avast_o) 2018年12月28日
これについて、よいチームや選手なら変化に適応でき、プレーの質が低下するようなことはないだろうと、Dantheは自身の見解を述べます。
Avastはプレーの質が下がるわけではないものの、現状のヒーロー数や性能の偏りを考えると、結局のところメタが別のメタに取って代わるだけで多様性が生まれるとは考えていないようです。
リードデザイナーのGoodmanもヒーローBANについて質問されたときにAvastと同じようなことを話してましたね。
おそらくこの二人はプロシーンだけでなく、ゲーム内でBANピックが導入されたときのことも念頭に置いて考えているのではないかと思います。
[追記1]
A lot of Overwatch players are talking about “Hero bans” where each team gets to ban a hero per match.
Rainbow 6 introduced Operator bans earlier this year and oh boy… The bans are excellent. It will improve your game while making matches more enjoyable and diverse. Do it.
— Parker Mackay (@InterroTalks) 2018年12月28日
この議論の最中にはR6のキャスターからヒーローBANについてツィートがあり、R6でもオペレーターBANを今年はじめに導入したところ劇的な効果を生んだのか、試合が面白くなり多様性も生まれるからやってみろとBANピック導入を薦めています。
”https://www.dexerto.com/overwatch/houston-outlaws-gm-shares-one-simple-way-to-improve-problems-with-overwatch-267618”