Blizzard Entertainmentと同社のタイトルを現地運営するNetEaseとの提携解消について、どうやらその裏にはActivision Blizzardのボビー・コティックCEOの存在があったようです。
According to people familiar with the matter, the negotiating team of AB led by Bobby Kotick, put forward some really stringent conditions in the renewal agreement, including requiring NetEase to pay AB their earnings upfront for the next two years once the agreement is signed. pic.twitter.com/xYD5DfL0dl
— NasDa (@NasDaCN) November 18, 2022
この問題に親しい関係者によると、コティックCEO率いる交渉チームは、今回の契約交渉の際に、今後2年間の収益を前払いするようNetEase側に要求するなど、かなり厳しい条件を突きつけていたそうで、結果的にそれが交渉決裂の要因になったのではないかと見られています。
厳しい条件を要求した背景には、来年夏頃に予定されているマイクロソフトによるABK買収を前に、コティックCEOが自身の功を焦ったのではないかとの見方もあります。
Blizzardが今後も中国でサービスを展開するためには、現地パブリッシャーとの提携が必須となりますが、今後の提携先として浮上している、「原神」で知られるmiHoYoはBlizzardとのラインセンス契約の噂を否定しています。
また、Activision Blizzard社の株式を所有するテンセント社も現時点ではそのような話はないと回答しているそうです。
この他、「完美世界」のPerfect World社も候補として急浮上している一方、Tiktokを所有するByteDance社もパブリッシャーとしての経験こそないものの、有力な提携先候補と見られているようです。