韓国語の配信動画で紹介されていたという、OWWC韓国代表Chiyoのブリギッテを使う上でのティップスまとめです。Chiyoは現役最強クラスのブリギッテとして評価されている、アトランタ・レイン所属のメインサポートです。
Chiyo’s Brig Tips: How to one shot combo a Tracer with rally
by u/LleuLlawR in Competitiveoverwatch
韓国語>英語>日本語という翻訳過程を辿っているため、内容やニュアンスが実際のコメントと異なる可能性もあるので注意してください。また、まとめ内容が不十分な箇所はページ下段に注釈を入れていますが、一部意味不明な箇所もあります。
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ブリギッテをプレーする上で最も重要なことは、死ぬことなく命懸けの積極的なポジションでプレーすること、これは沢山死んで学ぶしかない。
ペイロードマップでは、カートにアナを残したまま、前方に位置をとり、クールダウン(以下、基本的にCDのあるアビリティを指します)をトレードできるようなターゲットを探す。
シールドの残りHPが少ない状態で、シールドにパルスボムが貼り付いたら、シールドを壁にめり込ませることで、ボムの貼り付きを回避することが可能1。近くに壁がないときは振り向いてシールドをボディブロックする2。
このウォールトリックを使う場合、ボムがシールドの前方に貼り付いているのか、サイドに貼り付いているのか確認する必要がある。シールドがサイドに貼り付いている場合はこのトリックを使わないこと。さもないとキルされるので、その場合はボムを落とすだけでよい3。また、もしパルスボムが手やシールドの内側で体の近い位置に貼り付いた場合はシールドをしまってもボムがブリギッテに貼り付いてしまう。
ラリーの変更により、トレーサーをワンショットコンボできるようになったが、そのためのスペシャルトリックを理解する必要がある。単にバッシュ+近接+ウィップショットを使うだけでは、トレーサーはウィップショットを撃つ前にリコールしてしまう。コツはできるだけ遠くからバッシュを発動させて、バッシュの最後で当てるようにすること。そうすれば近接やウィップショットでより速く追撃が可能になる。これを知っているプロは少ないので本当は公開したくなかった。
シールドが壊れてしまえばバッシュが使えなくなるので壊さないようにプレーすること。シールドのHPが少ない場合はシールドをおろして回復させる。ラリーでシールドが回復するので、パルスボムをブロックして破壊された場合は、自分はよくラリーを使ってシールドを回復する。対エコー時はシールドに特別の注意を払いたい。エコーのスティッキーボムがシールドに貼り付いた場合はシールドを下ろし後退する。そうすれば、落ちたボムのダメージを食らうことはない。
対ソンブラやトレーサーに対しては、可能な限りインスパイアを稼働させておく必要がある。そうすればダイブされる前に既に回復状態になる(ただし、インスパイアを稼働させ続けることが効果的であることは分かっていても、どうすればそうすることができるかはよく分かっていませんね)。カバーからピークしつつメレーを狙う、または、切羽詰まった状況であれば、バッシュをトレードに使っても良い(前に出て近接でインスパイアを発動させて、バッシュで離脱)。自分はこれをよく使う。
リープでダイブしてきたウィンストンに対しては、相手のDPSの位置取りに注意することで、ウィンストンのダイブを予測できる。敵のトレーサーやソンブラがダイブしてこれる位置にいる場合、それがウィンストンがダイブしてくる合図でもあり、そのタイミングでブープ(ウィップショットでのノックバック)を狙える。ウィンストンのダイブを適切にブープできれば、敵DPSのクールダウンを無駄に終わらせることができる。これにより10秒か12秒程度の時間を稼ぐことができる。もしウィップショットが使えない状況でダイブされたときは、バッシュで味方アナに近づく。
ナノウィンストンに対しては、味方のアナが捕まってしまうと危険なので、自分はよくアナの前に出てウィンストンの囮となりアナの安全を守る。通常はナノウィンストンはバリアが破壊された後もナノがHPを維持できるだろうと信頼しているため、早い段階でダーツやブープを警戒してバリアを置いてくる。そのため自分はウィップショットを温存して、最初にバッシュを出す。ノーマル状態のウィンストがアナを狙った場合は、その他の集団にまでダメージを与えることはできないが、ナノウィンストンの場合はそれが可能になるので、常にインスパイアを稼働させるようにしたい。
オリーサ、ラインハルト、ラマットラのような機動力の低いタンクに対しては、他のヒーローを使うほうがより多くのものを得ることができるので、通常はブリギッテを使うことはない。しかし、ブリギッテで戦いたい時は、アグレッシブに相手のクールダウン(ラマットラの「SHIFT」やオリーサの「E」)を誘い出してからバッシュで離脱したい。
敵のウィンストンがクールダウンを使っているのが見えたら、その時はアグレッシブに攻めたい。その際は、敵のトレーサーとソンブラの存在を意識しておく必要がある。敵の位置取りが把握できていて、脅威となる敵のクールダウンがないことが分かっているなら、全力でウィンストンのキルを狙う。敵のDPSがどこにいるかわからない状況であれば、ある程度は抑えて行く必要がある。
その他のQ&A:
Chiyoの名前の由来は?
– 申し訳ないが、その質問については恥ずかしいから答えないようにしている(「月刊少女野崎くん」に登場する佐倉千代とのこと)。
W杯予選の台湾戦のサーキット攻撃側では何が起きたのか?
– よくわからない。Hanbinがどうするか聞いてきたので、Lipはゲンジ、Fielderはライフウィーバーを使いたいというので、自分はフレックスサポートを使ってみたかったのでアナが賢明なピックだった。
イリオスのパルスボムのバッシュキルについて。
– プロのプレーでは時々見られるプレーだが、常にうまくいくとは限らずリスクも伴うため、常に狙っているわけではない。予選でこれを狙ったのは、自分の実力を示したかったし、Pingも高かったので試してみる価値はあると思っていた。避けるのはもっと難しい。
脚注:
- ただし、ボムがシールドに貼り付いた位置にもよるそうです。成功すればシールドへのダメージは回避できる模様。
- シールドをボディブロックする理由については自分はよくわかりませんでしたが、シールド下ろし>ボム落とし>振り向きバッシュ逃げでシールドを守れということかもしれません。とにかくシールドを破壊させないことが重要みたいです。
- パルスボムやスティッキーボムなどはシールドに貼り付いた位置にもよりますが、シールドを下ろせばボムは下に落ちます。ただし、落としたままその場に留まったり、前進すると爆発ダメージをモロに食らうので、後退してダメージを極力受けないようにする必要があります