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追記:[オーバーウォッチリーグ] トロント・デフィアントを所有するOverActive Mediaがリーグ撤退を発表、これにより現行OWLは事実上の解散が決定-Blizzardもリーグ解散を認める

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Image: OWL / Dexerto

オーバーウォッチリーグのトロント・デフィアントを所有するOverActive Media(OAM)は、このほど公開された2023年 Q3決算報告にて、Activision Blizzard(ABK)とOWL参加契約の終了について合意に達したことを明らかにしました。

OAMは今シーズンをもってOWLにおけるコミットメントを終了し、将来的な財務上の安定性の強化に努めるとのことです。

決算報告では、OAMが契約終了に際してABKから違約金として600万ドルを受けとることも明らかにされています。

これによりトロントのリーグ撤退が正式に決定したことになりますが、OAMのAdam Adamou CEOは今回の決定について、リーグ、ファン、コミュニティに深く感謝するとした上で、「OW esportsシーンが次のフェーズに移行するにあたり、我々はこの先にあるチャンスを楽しみにしている」とコメント、さらに「トロント・デフィアントのビジョンとOW esportsに戻る計画について、近いうちに詳細を共有したい」と付け加えています。

OWL継続に最も意欲的であったOAMがリーグから撤退したことにより、現行のオーバーウォッチリーグはこれで事実上の解散が決定、おそらくオーナー投票でもリーグ解散で決着したものと思われますが、近日中にはリーグまたは、Activision Blizzardから何らかの発表があるのではないかと思われます。

とはいえ、OAMが今後もOW esrportsへの復帰を計画していることからもわかるとおり、来年以降はBlizzardに代わる大会運営組織と目される、サウジアラビア資本「ESL FACEIT」の下2、新たな形でのOWプロシーンが展開されるのではないかと期待されています。

追記:

海外esportsメディアのGGRECONがBlizzardに対してコメントを求めたところ、OWL広報から、リーグが新たな運営モデルへと移行することが明らかにされたそうです。

我々はオーバーウォッチリーグから移行し、OW競技シーンを新たな方向へと進化させます。OWLを実現させてくれたすべての人々に感謝し、esportsプログラムを活性化させるという我々のビジョンを構築することに、今後も注力し続けていきます。近い将来、皆さんと詳細を共有できることを楽しみにしています。

脚注:

  1. アジア地域は、既に今年からAPACのOW esportsパートナーでもあるWDGが運営を担っていくものと見られています。
  2. アジア地域は、既に今年からAPACのOW esportsパートナーでもあるWDGが運営を担っていくものと見られています。
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