Blizzard Entertainmentが中国本土における同社タイトルのサービス再開を正式に発表しました。現地でのパートナーシップは昨年提携を解消したNetEaseとなります。
Our legendary worlds are for all to share & that includes our passionate Chinese community.
We are pleased to announce a new agreement with NetEase to bring Blizzard games back to mainland China. Thank you for your patience & support.
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— Blizzard Entertainment (@Blizzard_Ent) April 10, 2024
私たちの伝説的な世界はすべての人々が共有できるものであり、その中には私たちの情熱的な中国コミュニティも含まれています。
この度、NetEaseと新たな契約を締結し、中国本土にBlizzardのゲームをお届けできることになりました。皆様のご理解とご支援に感謝いたします。
以下は、Blizzardから出された公式声明の簡単な要約となります。
- 現地でのBlizzardタイトルの正式なサービス開始時期は今年夏
- これらのタイトルにはオーバーウォッチ、ハースストーン、ディアブロなど、同社のすべてのタイトルが含まれる
- 昨年からBlizzardとNetEaseが交渉を開始、今年に入りMicrosoft GamingとNetEaseの両者が契約更新の合意に至る
- NetEaseの新作タイトルをXBOXその他のプラットフォームで展開する契約も締結
BlizzardとNetEaseは昨年まで15年以上のパートナーシップを続けてきましたが、一昨年にその契約更新交渉が決裂。一説にはBoby KoticK前CEOの高圧的な態度がその一因とも言われていました。
しかし、Microsoftに買収にともない、そのKotick氏が昨年一杯でActivision Blizszardを退社したことから、改めて両者の間で交渉が再開されたのではないかと見られています。